2、3階は「ほぼ日の學校」。アカデミックな雰囲気が!

「ほぼ日の學校」の入り口
すべての画像を見る(全18枚)

2階に上がると「ほぼ日の學校」スタッフの下尾苑佳さんが出迎えてくれました。この場所を使ってリアルなイベントも、たくさん企画したいと思っているそうです。

下尾:ここでは、さまざな方々を講師に招いてお話をしていただき、それを動画で配信する「ほぼ日の學校」というサービスを行っており、動画の撮影や生配信を行うスタジオがいくつかあります。

田中:入り口のアールのデザインがいい。古いようでもあり、未来的でもあり。

須藤:昔の学校で多用されていたアーチや赤レンガを使うことで、アカデミックな感じを出しています。スタジオの床は、昔の教室のパーケットフロアをイメージして、音が反射しにくいサイザル麻をパーケット風に張りました。

 

糸井重里さんが手掛けたゲームに出てくるキャラクターと田中さん

下尾:実際にお客さまを入れてイベントを行うことも。夏休みにはお子さんがアースボールを使って自由研究をしている間に、親御さんは隣のスペースで仕事をしたり、下のサウナに行ったり、自由に過ごしていただくイベントを実施しました。

田中:なんかそれ、いいですね。2階の待合の壁に谷川俊太郎さんの「見えない学校」っていう詩がありましたけど、遊び心があって学びもあって、余白のある空間も含めてゆとりを感じます。

 

サロンのような休憩スペース

サロンのような休憩スペース。右手の棚はイラストレーターの故・和田誠さんの事務所から寄贈されたもの。「横幅がぴったりで、上部を少しカットして使用。いろんな縁が積み重なってできています」と須藤さん。