手間と時間がかかるイメージがある大掃除。「目立つ汚れだけを掃除すれば時間もかかりません」と話すのは、家事えもんこと松橋周太呂さん。今回は、1日の多くを過ごす「リビング」の細かな汚れを落とす方法を教えてもらいました。
ラクに汚れが落とせる!「リビング」の大掃除
家族が1日の多くの時間を過ごすリビング。大掃除では、普段はなかなか手が回らない細かな汚れをラクに落とすテクを使いましょう。
●ソファのシミは酸素系漂白剤で汚れをゆるめて歯ブラシでたたく
すべての画像を見る(全6枚)酸素系漂白剤を表示どおりお湯に入れ、タオルに含ませます。汚れをふいてゆるめ、さらに歯ブラシでたたいて汚れを浮かせてふきとります。
「食器用中性洗剤も混ぜれば、より効果的に」
●掃除機で取りきれないほこりはハンディ型のモップできれいに
掃除機はほこりが舞っていない状態でかけるのがベストなので、朝いちばんに窓を閉めて入り口から動線に沿ってかけて。
「残ったほこりは、ハンディタイプのモップで除去を」
ライトの上やテレビの裏なども忘れずに。
●カーペットの汚れはゴム手袋でなでて毛やほこりをからめ取る
カーペットの中に潜むゴミにはゴム手袋が有効。「ゴム手袋をはめて端から同じ方向になでていくと、髪の毛やほこりがかき出され、毛玉みたいに寄り集まります。キャットタワーもきれいになりますよ」
塩素系漂白剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤は、酸性のものと混ざると有毒ガスが発生します。クエン酸や酢などの酸性のものと混ぜるのはもちろん、酸性洗剤の直後に使うのも避けて。また、特集で紹介している洗剤のなかには、建材や設備機器、家具、家電によって使用できないものもあります。各種取扱説明書、もしくは洗剤の注意書きを確認し、使用すること。各種洗剤を使用する際はゴム手袋を着用して、塩素系漂白剤を使用する際は手や目を保護し、十分に換気してください