新しい年への願いを込めて、お正月の食卓を彩るおせち料理。ここでは、「伊達巻き」と「松風焼き風ミートローフ」のつくり方を、料理家の小林まさみさん&まさるさんに教えてもらいました。
特別な道具なしでOK!定番おせち「伊達巻き」と「松風焼き風ミートローフ」レシピ
巻きすがなくても、特別な型がなくても大丈夫! 「伊達巻き」と「松風焼き風ミートローフ」を、手軽に時短でつくりましょう。
●ふわふわ伊達巻き
すべての画像を見る(全4枚)調理時間30分! 魚のすり身を豆腐に替えたふんわり食感があとを引く卵焼き。巻き物の形を模して、「知恵が増えるように」と願いを込めます。
【材料(つくりやすい分量・13×18cmの卵焼き用フライパン1台分)】
- 豆腐(木綿) 1丁(200g)
- 卵 3個
- A[砂糖大さじ4と1/2 酒大さじ1/2 しょうゆ小さじ1/4 塩小さじ1/6]
- サラダ油 適量
【つくり方】
(1) 小鍋に湯を沸かして豆腐を4つに割り入れ、再び煮立ったらザルに上げる。粗熱がとれたら、ザルで裏ごしする。
(2) ボウルに卵を溶きほぐしてAを混ぜ、(1)を加えて混ぜ合わせる。
(3) 卵焼き用フライパンの内側全面にサラダ油を塗り、強めの中火で温める。(2)を流し入れ、ごく弱火にする。アルミ箔(約25×30cm)でフタをし、10~15分、中心まで固まり、底がこんがりするまで焼く。焼き目が均等につくように、ときどきフライパンの位置をずらしながら焼くとよい。
(4) (3)をヘラを使って平行移動させてまな板に取り出す。フライパンをのせてまな板ごとひっくり返して戻し入れる。アルミ箔はかけずに、ごく弱火で3分ほど焼く(ときどきフライパンをずらす)。
(5) ラップを縦長に広げ、(3)で使ったアルミ箔をのせる。(4)をひっくり返して卵焼きを縦長に置き、横に1cm間隔の切り目を浅く入れる。熱いうちにラップを使って手前からくるくると巻き、両端をひねってとめ、冷ます。粗熱がとれたら冷蔵庫でしっかりと冷やし、8等分に切る。
[全量596kcal]【これで時短!】
すり身を使わず、ふわふわ食感の伊達巻きが完成。豆腐はゆでてザルでこしてから加えると、卵となじみやすい。