●奇跡のから揚げ
料理酒オイルを使ったレシピを紹介！
【材料（2人分）】
- 鶏モモ肉 1枚（約280g）
- 料理酒オイル 大さじ1
- A［ショウガ（チューブ）5cm分 ニンニク（チューブ）2.5cm分 しょうゆ、ポン酢しょうゆ各小さじ1と1／2 鶏ガラスープの素（顆粒）小さじ1 砂糖、コショウ各小さじ1／4 片栗粉大さじ2］
- 片栗粉 大さじ1～2
- 揚げ油（サラダ油など） 適量
- 塩 お好みで少々
- レモン（くし形切り） お好みの量
【つくり方】
（1） 鶏肉は両面をフォークで刺して穴を開け、8等分に切る。
（2） （1）をポリ袋に入れ、料理酒オイルを振り入れて15秒ほどもみこむ。Aを加えてさらに15秒ほどもみこんだら肉を取り出し、片栗粉を薄くまとわせ5分ほどなじませる。
（3） フライパンに揚げ油を鶏肉がひたひたになる程度まで入れ、強火で1分ほど熱する。（2）の肉の皮目を下にして入れる。2分たったら裏返してさらに2分強加熱し、再度、皮目が下になるよう裏返して1分弱揚げ焼きする。
（4） つくり方油をきって器に盛り、お好みで塩やレモンを添える。
クック井上。さん：「から揚げグランプリ（R）」で審査員を務める僕が、“おうちでだれもが失敗なくおいしくつくるなら”を意識して考えたレシピ。外はサクッ＆中はしっとり、ジューシーで、安い肉もまるで高級地鶏のように“プリッ”とした歯ごたえに仕上がります。思わずむせび泣きする（笑）くらいウマいんです。
材料の「A」にあたる味つけ用の調味料の配合はだれもがホッとできるノーマルタイプにしていますが、もちろん、その家庭ならではの味つけで構いません。最初によく振って混ぜた料理酒オイルで肉をもみこむこと以外、とくにコツは必要ないからです。
こんなふうに、味つけ以外の「食感」「ジューシーさ」「香ばしさ」「コク」「ツヤ」「照り」といった感覚の部分をぐっと格上げしてくれるのが料理酒オイルのすごいところ。じつはここが、プロとおうちの仕上がりの差となっていたんです。
クック井上。さんの著書『魔法の万能調味料 料理酒オイル』（ダイヤモンド社刊）では、料理酒オイルをつかった極上レシピを100個も紹介。自宅キッチンが、「町中華」「洋食屋」「居酒屋」「無国籍創作料理店」の厨房に早変わりします。次回は、絶対失敗しない最強チャーハンのつくり方を教えてもらいます。
