フジテレビ「ノンストップ!」のコーナー「ノンストップ! ESSE」。プロデューサーの吾妻聖子さんに、コーナーの裏側を紹介してもらいます。 今回は、ブロッコリーのおいしい食べ方について教えてもらいました。
笠原将弘さんに教わるブロッコリーレシピ
すべての画像を見る(全4枚)いよいよ12月。今年も終わりに近づいていますね。朝が早い番組スタッフにとっては、寒くて暗い時間に動き出すので、起きるのがつらい季節になってきました。さて、今回の主役は「ブロッコリー」です。今では年じゅうスーパーで見かけるブロッコリーですが、じつは11月から3月と、秋から冬に旬を迎える野菜です。この時期は甘味が強くおいしくなるそうです。
●ホタテとブロッコリーのあんかけご飯は絶品
食べ方としてはいちばん多いのは、ゆでてサラダに入れたり、主菜に添えたり…ですよね。
それもとってもおいしいですが、今回放送で教えてもらったのは、揚げ焼き! 小房に分けたブロッコリーを、少し多めのサラダ油で、こんがり焼き目がつくくらい日を入れることです。笠原さん曰く、ゆでると水っぽくなりがちなブロッコリーも、焼くことでカリッと香ばしくなると。「素揚げにしてもおいしいよ」とおっしゃってました。
この日番組で紹介したのは「ホタテとブロッコリーのあんかけご飯」。焼いてうまみをアップさせたブロッコリーに、タマネギ、シメジ、ボイしたホタテを入れて、あんでとじたもの。確かに、ホタテの旨みがしみ出したあんに、焼きつけたブロッコリーの香ばしさがベストマッチ! 出演者もスタッフもみんな大絶賛の1品でした。
●簡単!やわらかくゆでたブロッコリーは美味
そして、目から鱗だったのが、「笠原の眼」のコーナーで紹介した“ブロッコリーソース”です。ブロッコリーを茹でるとき、ちょっと目を離してしまったりして、やわらかく茹ですぎてしまったことはありませんか? そんなときの救世主がこの「ブロッコリーソース」です。
つくり方はとっても簡単。
小房に分けたブロッコリー(100g)を鍋に入れ、ひたひたに浸かるくらいの水(200ml)を入れます。そこに、塩(適量)とバター(20g)を入れて、中火で10分火にかけます。
10分経つと、水分が飛んで、ブロッコリーがやらかくなります。それを、木べらやマッシャーで、細かく潰します。ブロッコリーはクタクタになっているので、簡単に潰れます! 潰れたら完成です。
私はバケットに乗せて食べたのですが、口に入れた瞬間、ブロッコリーの風味がブワ~っと広がって、バターのコクと、ほどい塩気で「おいしい!!」となりました。
普段ゆでて食べるときは、硬めにするのが好きな私も、これはまったくの別物!「ブロッコリーってこんなに甘くてさわやかな風味の野菜だったんだな~」と、しみじみ感じた一品でした。
笠原さん曰く、焼いたお肉にのせてソースのようにしてもおいしいし、パスタをからめてもおいしいとのこと。確かに! 炒めたベーコンと一緒にパスタにしたら、絶対おいしいだろうなと思いました。
クタクタになったやらかいブロッコリーのことを、バカにしててごめんなさい、と罪悪感が沸いてきたほどです。「ゆですぎたときにいいですね!」なんて、打ち合わせで話していた私ですが、これができるなら、あえてですぎたい! いや、これのためにブロッコリーを買いに行きたい! となりました。
ぜひぜひみなさまも旬のこの時期に、やらかいブロッコリーのおいしさを味わってみてください!