ESSEonlineに掲載された記事のなかから、12月に読みたいベストヒット記事をピックアップ!
54平米の小さな団地で3人の子どもと暮らすシングルマザーのライター・宮本玲花さん。狭い空間をゆるく区切り、広く使う4つのアイデアを教えていただきました。
記事の初出は2022年12月。内容は執筆時の状況です。
すべての画像を見る(全7枚)広く見せつつもゾーンごとにゆるく区切る。家族みんなが快適に過ごせるLDK
54平米の団地に住むわが家。4人家族にとっては、余裕のある広さではありません。子どもたちはまだ小さく、寝るとき以外はリビングダイニングで過ごすので、狭くて家族みんながイライラする場面も…。
そこで広く見せつつも、家具の配置にこだわってLDKをゆるく区切ることに。ほどよい距離感で、みんなが快適に過ごせるLDKのつくり方をご紹介します!
●1:ふすまをすべて取り払って11畳のLDKに
入居したときは、5畳のキッチンと6畳の和室をふすまで区切っている間取り。しかし狭くて圧迫感があったため、ふすまをすべて取り払い、畳には板目のシートを敷いて11畳のLDKにしました。
そして少しでも広く見せるために、背の高い家具は置いていません。広さ+地震のときの子ども安全を第一に考えて、部屋づくりに取り組んでいます。
●2:テーブルで仕切るダイニングキッチンとリビング
ダイニングテーブルはLDKの中央に配置。壁につけたほうが広く使えるとも思いましたが、あえてリビングとダイニングキッチンを区切ることで、遊ぶ子どもたちと料理する私にほどよい距離感が生まれます。
壁つけキッチンは子どもの安全対策がしにくいのが難点ですが、ゾーンを区切ることで子どもたちも「ここはママのお料理スペース!」と理解しているようです。
リビング側からキッチンに立つ私の姿がよく見えるので、安心してリビングで遊んでいます。