キッチンまわりの収納は、使用頻度の高いものの「持ち方」が肝心ということをご存知ですか? 58歳から整理収納アドバイザーや生前整理アドバイザーの資格にチャレンジした原田さよさん(現在60歳)に、資格取得の背景と「収納方法」をうかがいました。

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58歳で資格を取った理由。「孫がいるのは自分だけ」でもやってよかった

58歳で資格に挑戦!整理収納アドバイザーになって人生の第二ステージへ

自宅の整理・片づけをブログで発信し続けたら、どんどん注目されるようになった原田さん。「きちんと資格を取って、わかりやすく説明できるようになろう」と思い立ちます。
「まさに、人生の転機でした」(原田さん・以下同)

●すべてのきっかけは「思いをつづったブログ」

ブログを更新する原田さん
ブログを更新する原田さん
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持病の関節リウマチと障害のある息子さんについて書き始めたのが、最初のブログでした。
やがて遺品整理から自宅の片づけへと進む様子を別のブログに書き始めて話題に。現在はWEB連載を持つなど、第二の人生がここから広がり始めました。

●若い世代に交じって挑戦した整理関連の資格

資格関連の書籍

整理収納アドバイザーや生前整理アドバイザーの勉強を本格的に始めたのは、コロナ禍が始まってから。
「私が参加した年からリモート講義に変わったんです。実技試験やプレゼンテーションもすべてオンライン。講義に通いにくい人にとっては、挑戦しやすくなったかもしれませんね。娘のような世代の人たちと勉強したのもいい経験でした!」

「減らす」だけではない、「持ち方」の工夫

夫がリモートワークになり、食品の収納方法も考えました。

●食品類は誰にもわかりやすくロスをなくす収納法に

ロスをなくす収納法

「お昼ご飯をつくってくれるようになったんです。そのため、レトルトのカレーや好物のサバ缶などはひと目でわかるように。パスタなどの乾麺は種類ごとに半透明の容器に入れて立てて収納するようにしています」

天吊り収納
賞味期限も大きく書いて食べ忘れを防ぎます

手が届かない天吊り収納は、奥にものが入ると死蔵品置き場になりがち。取り出しやすいようにバスケットに入れて、目立つように日づけを書いた付箋を貼っておきます。

乾麺の収納

パスタやそば、冷や麦などの乾麺は、長くて密閉できる中身が見える容器に入れて、引き出しに立てて収納。こうすればしけらないし、折れにくく、ひと目で残量もわかります。

システムキッチンの引き出し

システムキッチンの中でも「なにを入れようか」と迷っていた引き出しを空き缶の一時置き場に。
「においの気になる生ゴミは外のゴミ箱に出しますが、空き缶はゆすげばにおわないですし。まさか引き出しに?と思っていましたが、スペースは有効活用できるし、捨てる動線としても便利。発想の転換で暮らしがうまく回るようになりました」