こんにちは。若松美穂です。主婦業のかたわらエッセイストなどもやりつつ、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫を提案しています。テーブルまわりを中心に、生活のなかの小さな発見をつづっていけたらと思っています。
収穫したふきのとうで料理。天ぷらとふき味噌がやっぱりおいしい!
前回、
ふきのとうを取りに行った話を書きました。
行きと帰りで長時間運転したあとでしたが、早く食べたい! とワクワクして、帰宅後、料理にとりかかりました。
すべての画像を見る(全9枚)まずはきれいに洗い、周囲の汚れた葉は適度に取ります。
ふきのとうといえば、やっぱり天ぷら!
お行儀が悪いですが、揚げたてに、サッと上からお塩をかけて、キッチンで立ったまま食べたら、もう最高! 母と一緒に「ん~、おいし~」と感激しました。
ちょっといいお塩を使うと、全然違います。
こちらは初体験、ふきのとうのお浸し。ゆでて、めんつゆやカツオ節・白ゴマとあえました。
味を濃くつけても、ふきのとうの苦味を強く感じるので、好みがあるかもしれません。母はあまり得意ではない様子でした。
もりもり食べる感じではなく、少量をおつまみに…という感じで楽しむのがよさそう。
ふきみそはずっとつくってみたかったもの。
ふきのとうは刻み、日もちがよくなるように油で炒めました。
その後、みそと砂糖、酒をあえたものをいれ、味つけします。いろいろなつくり方があるようですが、ごくシンプルに。煮沸消毒したビンに入れて保存します。
日本酒を飲みながら、少しずつつまむのもいいですし、私は卵かけご飯に乗せて食べるのが好きです。
まろやかな卵とふきみその苦味の組み合わせにはまり、1週間に何度も何度も食べました。
私としては、ふきのとうは、やっぱり天ぷらとふきみそかなと。
菜の花のお浸しもいただきました。
家にはスイセンの香りも広がり、娘が「春だね~」とつぶやきました。
ふきのとう採りも、ふきみそづくりも初体験でしたが、やっぱり新しいことをしたり、知ったりって楽しいものです。