築36年の賃貸アパートでひとり暮らしをしている、50代のようさん。インスタグラムで発信している「シンプリストのおひとりさま生活」が人気です。そんなようさんが実践している、“考えない” クローゼット収納やワードローブのつくり方について教えてくれました。
“考えない”収納とワードローブでラクする暮らしに
すべての画像を見る(全6枚)ひとり暮らしをしている現在の賃貸物件の収納はひとつ。大家さんが寝室にある押し入れをリフォームした、奥行きのあるクローゼットです。
2年前の引っ越しでものを大量に処分したため、今はこの備えつけのクローゼットに収まるものの量をキープしながら、収納も毎日のコーディネートもより効率化できるように心がけています。
●片づけが苦手でも使いやすい収納グッズ
片づけが苦手だった私は、引っ越しのとき、収納棚など増えすぎた収納グッズ自体の処分に苦労したので、新たに購入するものはかなり吟味しました。
そこで見つけたのがバンカーズボックスです。
バンカーズボックスとは、ダンボール素材の保管・収納ボックスです。しっかりしていて収納力はあるけれど、使わなくなったらすぐに資源ゴミにだせるというのが決め手でした。
使用しているバンカーズボックスは2種類。高さのある大きいサイズのものには、季節外の洋服、普段は使わないバック、買い置きの食品や、防災用品など。小さいサイズのものには、ごちゃごちゃしてしまいがちな美容関係のものや趣味の手芸用品などを入れています。
●私服はワンピースで制服化
昔から、おしゃれは得意ではありませんでした。
休日はデニムで過ごし、仕事のときは当時働いていたエステサロンのユニフォームを着て出勤。子どもたちが小さかった頃からの習慣でした。
3年前、自分のエステサロンをオープンし、毎日私服で通勤することになり「なにを買って、なにを着たらいいのだろう…」と悩んでしまいました。
そんなとき、インターネットで“私服の制服化”という文字を見つけ「これだ!」と思い、取り入れてみることに。
制服化するアイテムは「1着でコーディネートが完成するのでラクができる」と思い、ワンピースに決定。
冬用のニット素材、春秋用の長袖、夏は半袖やノースリーブ。色や形、雰囲気がなるべく違うものを選び、季節ごとにそれぞれ5着ずつくらいを目安にそろえていきました。
現在も仕事中は施術をしやすい服に着替えるため、私のなかでワンピースは「通勤プラス日常着」です。
そのほかにお出かけ用として、トップスが8着、スカートが4着くらい。これらは2年前にひとり暮らしになったときの引っ越しで、服を整理した際に残ったものが中心です。