収納や暮らしのアイデアがつまった「ESSE収納グランプリ」受賞者の皆さんのおうちを大公開! “正解”を見つけるカギがきっとあるはず。今回はグランプリを受賞したKさんの「掃除の手間を省くアイデア」編です。

関連記事

収納のプロが考える「収納の正解の見つけ方」。だれかのマネをすればいいわけではない

ラクすることが最優先!小さな工夫をちりばめて、家をお気に入りの場所に

Kさんの現在の住まいは、2階建て+ロフトで78㎡
Kさんの現在の住まいは、2階建て+ロフトで78㎡
すべての画像を見る(全7枚)

見事グランプリを獲得したKさんの「収納の正解」を伺いました。

●暮らしのなかの違和感を見逃さず解決策を見つける

娘2人が独立し、現在は夫婦2人暮らしのKさん。「とことん自分のために考え抜かれた収納がお見事!」と評価され、グランプリに輝きました。

「収納作業が大好きで、暇さえあれば引き出しの中を全部出して整理してしまうんです。自分がラクするための収納を常に意識して、少しでも不便な点があれば解決策を考えていますね。ライフステージごとに必要なものが違うので、収納の考え方も臨機応変に。子ども最優先の収納は卒業し、夫婦の家として整ってきたところです」

収納は「面倒だな~」を解決する手段。掃除の手間を省くアイデア4つ

「家族みんなが簡単にできて、簡単に戻せる仕組みをいつも考えていた」と話す小林さん。動線を考えた配置にしたり、掃除がしやすいように工夫をしたり…小さなアイデアがちりばめられています。

「きちんと片づけることが目標ではなく、『面倒だな』と思うことを少しでも減らすのが最優先。私が面倒に思わないことは、家族もやってくれるんですよね。生活のなかでトライ&エラーを繰り返しながら、収納の正解を見つけています」

見える収納グッズはプラスチックをなるべく避ける

リビング画像

プラスチックの収納グッズを使っていたときは、静電気でホコリを引き寄せてしまい、手入れが大変だったそう。

棚画像

「ホコリが目立たないカゴやバスケットを採用。インテリアにもなります」

<見えないところは逆にカクカク>

引き出し画像

キッチンの引き出しなどは無印良品のポリプロピレン収納に。「隙間なく空間を埋められるので重宝しています」