もうすぐ新学期。その前に、子どものものを整理整頓しておきたいという人もいるのではないでしょうか。
とはいえ、子どもからの手紙やお絵かきはちょっと捨てづらかったりします。
全部取っておくのは難しいから、写真に撮ってから捨てるという手もありますが、それでもまだ捨てるにはしのびないというものはありませんか?
「箱にざっくり入れて保管するのもラクですが、すぐに見返せる状態にしておけば、大人も子どもも定期的に見るようになりますよ」
そう語るのは、片づけのプロフェッショナルであるライフオーガナイザーの森麻紀さんです。
ご自宅を例に、保管方法を教えてもらいました。
子どもの思いでの品は、できるだけコンパクトに。さらに時期がわかるようにしておくと楽しい
●お絵かきの場合 すべての画像を見る(全5枚)用意するのはスケッチブック。こちらに絵をひたすらはっていきます。
子どものお絵かきは、紙いっぱいに描くこともあれば、少しだけ描くことも。少しだけの場合は絵の部分を切り抜きます。切り抜くことでたくさんはることもできます。
基本的には、両面テープで上下をはっていますが、裏にも取っておきたい絵や言葉があるときは上部だけをとめて、めくれるようにしておきます。
●手紙の場合手紙も同じようにはります。手づくりの封筒も一緒にはれるのもいいところ。私は中身を出してはりましたが、中に手紙を入れたままにしておくと、はってからも封筒をあける楽しみがあります。
子どもにもらった当時は、いつ書かれたものかはわかりますが、年月を重ねるとあっという間にいつのものなのか忘れてしまいます。でも、時系列で並べたい…って思いますよね。
そんなときのために、私はもらったらすぐに日付スタンプを押しています。手書きでもいいのですが、手軽に押せるのでスタンプを使っています。
とにかく時系列に並べたいだけなので、基本的には裏に押していますが、たまに表に押しておくと、スケッチブックで見返したときに、いつ頃のものなのかがわかります。
スケッチブックにしたことで、本のように手軽に見返せるので、疲れたときの癒しグッズのひとつとしてもおすすめですよ。