子どもはキャラクターグッズが大好き。好きだからこそ、お高めのキャラクターシールを一瞬で使いきったりと、親にとって悲しい事件も…。
「キャラクターグッズを自分でつくれば経済的です!」というのは、インスタグラムの育児漫画が16万人超のフォロワーに愛読されているモチコさん。詳しく伺いました。
無地のシールやばんそうこうがあのキャラクターグッズに!?
節約遊び、今回はちょっとした節約ワザ(?)です。ある意味セコいとも言えるかもしれません…。
子どもの「もったいない精神」のなさに、びっくりしたことありませんか?
お高いお菓子を、日常使いのお安いおやつと同じように食べたり、奮発して買ったオモチャなのに飽きるのが早かったり…。
そして、ちょっとしか入っていないキャラクターもののシールを大盤振る舞いで1日、いや数分で使いきったり。もったいない!
わが家も例外ではありません。2歳の二太郎はもちろんですが、5歳のイチコですら、「使いたいと思ったときが使いどき!」とばかりにキャラクターシールを一瞬で使います。
しかもその辺の裏紙にはっておしまい。だれかへの手紙とかお気に入りの折り紙とかではなく! ああもったいない!
●手描きキャラグッズなら好きなだけ使わせてあげられる!
ということで、最近私が生み出したワザ。それは、無地のシールに親が絵を描くこと。
100円ショップや文房具店で大入りでお安く売っている、丸い無地のシール。白とか赤とか青とか黄色とか、いろんな色が入ってるアレです。ラベル用なのかな?
そのシールにキャラクターを描くだけで、あっという間にキャラクターシールのできあがり! これなら大量にあるので、好きなだけ使わせてあげられます。
オリジナルキャラクターでもいいですし、「そんなの私描けない!」と思った方も大丈夫です。とりあえず、パンの彼を描いてください。丸3つ並べて、目と口と眉毛を描けば完成する彼。簡単だし、量産するのもラク!
子どもが「ほかのキャラクターも描いてもらえるやん!」と気づくまで、ひたすら彼を描きましょう。4歳のイチコ、いまだに彼以外のキャラクターを描けば、いろんなキャラクターのシールになることに気づいておりません…。
●いやがらない、喜んでくれる…。思わぬ副産物が!
そしてこのキャラクターシール作戦、じつはほかのところにも応用可能なのです。
ちょっとぶつけただけでやたらはりたがるキャラクターのばんそうこう、すぐなくしてしまうキャラクターのマスク…。
こんなものも無地のものにイラストを描くだけで、キャラクターものに変身。子ども大喜び!
さらに、これにはよいことがありまして…。ばんそうこうをキャラクターにするだけでうれしくなって痛みを忘れてくれますし、マスクも嫌がらずにちゃんとつけてくれます。思わぬ副産物~。
こうしてセコい技で、キャラクターものを欲しがる子どもたちをごまかし…いや、子ども達の要求に応えております。欲しがったときに家ですぐつくれるのもメリットです!
黒ペン1本で描かれたテキトーなキャラクターシール、子どもたちがごまかされてくれる限り、これでいこうと思います。
【今回かかった金額:シール代100円】
●子育てって笑えるんや!モチコさんの育児漫画が14万人に愛される理由はこちらから!【モチコ】
5歳の娘、2歳の息子に日々ツッコミを入れながら生きている関西人主婦。インスタグラム@mochicodiaryで子育てあるあるを発信しフォロワー多数。著書に『育児ってこんなに笑えるんや!』(ぴあ刊)。ブログ「かぞくばか」も更新中