難しい技術は一切必要なし。まっすぐ縫うだけ、四角い布を縫い合わせるだけ…。そんなふうに、初心者でも簡単につくれると人気の布小物作家・石川ゆみさんに、シンプルでおしゃれな布小物のつくり方を教えてもらいました。

好評発売中の『増補改訂版 シンプルな生地でつくるバッグと雑貨』(扶桑社刊)より、今回は、キッチンクロスのお弁当バッグのつくり方です。

関連記事

ちょっとしたお出かけに便利な「ウールのミニバッグ」のつくり方。まっすぐ縫いで簡単

1時間で完成!「キッチンクロスのお弁当バッグ」のつくり方

お弁当バッグ
キッチンクロスのお弁当バッグ
すべての画像を見る(全8枚)

「リネンの人」というイメージがすっかり定着してしまったくらい、私はリネンが大好き。ガンガン洗えるし、洗ったあとの独特のシワ感と、生地によって表情がまるで変わるところも気に入っています。

こちらは、お気に入りのリネンのキッチンクロスにシミがついてしまったので、カットしてきれいな部分を生地として使いました。

持ち手はコットンテープを輪にしてつけるだけ。簡単ですしデザイン性も出ます。

コットンテープはぐるりと底まで
コットンテープはぐるりと底まで

お弁当を入れる以外にも、お財布や携帯電話など最小限の手荷物でお出かけしたいときに便利です。

リネンは、使うほど、洗うほどに繊維が細くやわらかくなり、風合いが増していきます。
自分だけの生地になるリネン。その変化も、ぜひ、楽しんでください。