観ると温かい気持ちになって、思わず料理をつくりたくなる人気ドラマ『きのう何食べた?』に出演中の磯村勇斗さん。ドラマの見どころや、料理の腕前、副菜づくりについて聞きました。

関連記事

笠原将弘さんの「秋野菜の副菜」レシピ2つ。いつもの食材がおいしく変身

「料理はいい気分転換。副菜もよくつくっています」

磯村勇斗さん
磯村勇斗さん
すべての画像を見る(全3枚)

放送中のドラマ『きのう何食べた? season2』で、ジルベールこと井上 航(わたる)役を演じている磯村勇斗さん。見た目から、わがまま放題で周囲を翻弄させる小悪魔キャラまで、原作を見事に再現しきっていて、まさにハマり役と言えそうです。

「そう言ってもらえると、やっぱりうれしいですね。僕自身、撮影が始まって“ホームに戻ってきたな”という感覚がすごくあったし、すごく大切にしている作品なので」

と、ジルベールの役柄にはいまだ振り回されつつも、愛着を感じていると話します。ただし、料理に関しては断然シロさん派なのだそう。

「航の料理は雑すぎる(笑)。その点シロさんは、味や栄養、彩りのバランスをしっかり考えていますよね。とくに副菜使いがすばらしいです。シロさんの副菜レシピは僕もかなり参考にしていて、食卓に登場する機会も多いんですよ」

そう、じつは磯村さんは、自他ともに認める料理男子! 忙しい合間をぬって、手づくりの食卓を楽しんでいるのです。学生時代のアルバイト先の飲食店で基礎からみっちりたたき込まれたおかげで、たいていの料理はつくれるのだとか。

「忙しい日はおかずを買ってくることもあるけれど、そこに1品でも手づくりした副菜を添えるようにしています。それだけで温かみを感じられる気がして。僕にとって料理は気分転換でもあり、役者としての自分を支えてくれる大切な存在でもあるんです」

今回のシーズンでは、航が料理をするシーンはないものの、食べるシーンは盛りだくさんだそう。

「カットの合図後も食べ続けて平らげてしまうほど、おいしい料理ばかりなので、そこもぜひお楽しみに」