家を建てたものの、庭のメンテナンスが結構面倒くさい。こんなことなら家づくりの際に、「アレ」をやっておけばよかった! そんな思いをしている日刊住まいライター。庭にまつわるさまざまな悩みについて語ります。コスト削減を重視しすぎると、建てたあとが大変なことに!

庭の全景
砂利敷の庭と土間コンの駐車場にするんじゃなかった!
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雑草処理が面倒くさい

砂利敷の庭

2年ほど前に、ハウスメーカーで平屋を建てた筆者。家づくりにあたっては100件以上のモデルハウスを見学して、しっかりと準備をしたつもりでした。

わが家は前面道路に面しており、建物と道路の間にある庭は、砂利敷になっています。この庭には。防草シートをごく一部にしか敷いていません。コスト削減のためです。

しかし、この判断が大失敗。

雑草の生命力、処理の大変さは想像以上のもの。抜いても抜いても、すぐに生えてきます。その範囲も広くて、防草シートを敷いていない部分にしっかりまんべんなく生えるのです。

除草剤を使った処理も試してみました。抜くよりはラクでしたが、結局、またすぐ生えてくるので、あまり意味がありませんでした。

はじめから庭全面に防草シートを敷いておけばよかった。雑草処理をするたびに後悔。さすがにこのままではつらい…。

そこで、自分たちで防草シートを敷くことに。結果、現在では一応、雑草処理とは無縁の生活になって最高です。ただ、すでに砂利を敷いている庭への防草シートDIYはとてつもなく重労働でした。砂利をどけながらシートを敷く必要があるためです。

防草シートは、最初から敷いておくのがおすすめですね。

 

水栓が面倒くさい位置にある

庭にある水栓

庭には、水栓をひとつだけつけています。設計時は洗車のことだけ考えていて、西側にある駐車場付近にのみ水栓を設置。しかしこれだと、東側にある植栽への水やりが遠くて面倒です。

実際にこの家で生活してみたら、洗車をするより、水やりの頻度の方が多かった! 設置する位置を間違えたと後悔。

設計時に、水栓を使う目的や頻度を、もっとしっかり考えておけば…。もしくは、水栓は2つつけるのもよかったかなと思います。