節約食材の定番、こんにゃく。料理のかさ増し&代用に大活躍のお助けフードですが、あるひと手間を加えることで、さらにおいしくなるのだとか!
『ESSE』7月号「冷凍ストックで食費はもっと減らせる」ではブログ「ゆーママ おうちカフェレシピ」が月間240万アクセス(!)の大人気ブロガー、ゆーママさんが激ウマこんにゃくレシピを教えてくれました。そのなかから、編集部員が思わず「肉!?」と見間違えた、絶品レシピをご紹介! すべての画像を見る(全7枚)味も食感もお肉! 冷凍こんにゃくのつくり方
こんにゃくは凍らせることで、すが入り、お肉のような独特の食感に。さらに、味つけがからみやすくなるメリットがあるのでパンチの効いた味になり、お肉を使わなくても満足感が得られるんです。基本のつくり方は、このとおり。解凍後に水気をしっかり絞るのがポイントです。
1.パックのまま冷凍する
パックのまま冷凍庫に入れてひと晩おく
2.熱湯をかけて解凍する
パックから出してザルにのせ、1リットルほどの熱湯をかけて解凍しながら臭みを取る
3.カットしたあと手で絞る
用途に合わせて切ったら、粗熱を取ってから少量ずつ手でギュッと握って水気を絞る
4.ペーパータオルで水気をきる
2枚重ねたペーパータオルで挟み、力を入れて押して、水気をしっかり吸い取る
冷凍こんにゃくで! 「ベジこんBBQ」
見た目は、まんまコロコロのステーキ肉!「BBQソースはパンチの効いたこってり味にするのが満足度アップのポイントです」。野菜は冷蔵庫にある残り物でも代用できます。
[材料]
(4人分)
・冷凍こんにゃく(解凍し、16等分に切る) 1枚
・薄力粉、サラダ油 各大さじ1
・ピーマン(ヘタと種を除いて縦8等分に切る) 2個
・A(ニンニク(すりおろす)少し トマトケチャップ大さじ4 中濃ソース大さじ1 砂糖小さじ1 顆粒洋風だし、チリペッパー(あれば)各少し)
・ウズラ卵(水煮・市販品) 16個
・ミニトマト(ヘタを除く) 8個
[つくり方]
1.冷凍こんにゃくは水気を取り、薄力粉をまぶす。
2.フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、ピーマンを入れてサッと炒めて取り出す。1のこんにゃくを加え、水気を飛ばしながら3分ほど炒め、混ぜ合わせたAを加えてからめる。取り出して粗熱を取る。
3.こんにゃく、ピーマン、ウズラ卵、ミニトマト各1/8量を彩りよく竹串に刺す。残りも同様に計8本つくる。
ポイントは冷凍こんにゃくの水気を飛ばして味をしみやすくしてから調味料を加えること。こうすると、まんべんなく味がからみます。こんにゃくを串に刺すときは、やけどしないよう粗熱を取ってから!
カラフルな見た目で子どもうけも抜群。食卓のすてきなサプライズに、こんにゃくBBQ、いかがですか?
【ゆーママ】
両親、夫、子どもの7人家族。ブログ「ゆーママ おうちカフェレシピ」で紹介するボリューミーな節約おかずが人気。著書『ゆーママの簡単! 冷凍作りおき』(扶桑社刊)も大好評発売中!