たっぷり広さのあるクローゼットや押入れ。これさえあれば家じゅうが片づく!と思いきや、意外と使いこなせなくて悩んでいる人も、多いのでは?
そんなお悩みをすっきり解決できるアイテムを、住まい方アドバイザー、近藤典子さんが考えてくれました。気になるその中身を、早速紹介していきます。
近藤典子さんとのコラボで生まれた、LIXILの暮らしが変わる収納システム
見やすくて取り出しやすい!LIXILの「ヴィータス パネル」クローゼットタイプ
収納庫にうまくものがおさまらないのは、しまうものに合っていない収納庫を無理やり使おうとしているから。
「どこになにをしまったか?ものが迷子になったり、手前のものをどかさないと奥のものが取り出せないような、使い勝手の悪い収納…。これでは、どんなに収納がたくさんあっても、片づく部屋は手に入りません」
そう指摘するのは、住まい方アドバイザーの近藤典子さん。
LIXILと近藤さんが一緒に、押入れやクローゼット内部を改善するアイテムを開発! それが、LIXILのInterioブランドから登場した収納システム「ヴィータス パネル」です。
「ヴィータス パネル」を取りつけると、収納がうまくいく理由は、30年以上にわたって収納の悩みを解決してきた近藤さんが発案した「350mmの法則」に基づく設計にあります。
発売を記念して開催されたトークイベントでも、「収納はものをしまい込むことではなく、使う場所に使うものを使いやすく収めること。だから、しまうものにあった収納スペースをつくるのが鉄則です」と、近藤さんは語ります。
近藤典子さんが提唱する「350mmの法則」とは?
「家にあるたいていのものの大きさは、350mmがほとんど。もしくは、その倍数になっているんですよ」と近藤さん。
たとえば、洗剤のストックやトイレットペーパーなどの生活用品やA4の書類、アルバム、アイロン、バッグなどは350mm。ズボン・スカートやふとん、スーツケースなどは2倍の700mm。スーツやジャケット、アイロン台は3倍の1050mm、コートやワンピース、スティックタイプの掃除機は4倍の1400mmといった具合です。
だから、収納もこの「350mm」を基本寸法にして設計すると、家じゅうのものがきれいに、そして使いやすくおさまるのです。
350mmの法則ですっきり! ヴィータス パネルの詳細はこちら!「350mm」を基本寸法にすると、収納がうまくいく!
近藤さんの法則をベースに開発されたLIXILの「ヴィータス パネル」は、350mmごとに棚の高さを変えられるのがポイント。家のなかにあるほとんどのものを無理なく収められます。
その施工方法もいたってシンプル。350mmのピッチでレールが設置されたパネル(側板)をたてこみ、棚板やパイプ、フックなどをレールに引っ掛けて取りつけるだけ。側板レール引っ掛け方式なので、取りつけ位置が固定されずに、自由に動かせます。
新築時に設置するのはもちろん、押入れをクローゼットにリニューアルするなど、リフォームにも対応OK!
あらゆる収納スペースに対応できるよう、パネルのサイズも豊富に用意。奥行きは700mm、600mm、400mmの3サイズ。幅は1100mm、850mmの2サイズから選べます。
「側板レール引っ掛け方式」を採用。好きな位置にパイプやフックを取りつけられます。
棚板は、レールに引っ掛けた棚受けにのせるだけで設置完了。
おすすめPOINT1:1日で施工できるクローゼットや押入れの改造に何日もかかってしまうと、片づけが一向に進まなくてイライラしますが「ヴィータス パネル」は、製品を取りつけるだけなら2~3時間で設置完了!
おすすめPOINT2:パーツの組み替えもOK「ヴィータス パネル」は、「側板レール引っ掛け方式」を採用。棚板やハンガーパイプ、フックなどの位置を、しまうものに合わせて簡単につくりかえられます。
おすすめPOINT3:あとから部材を買いたせる暮らしていくうちに、しまいたいものって変わりますよね。そんな変化にも柔軟に対応できるのが「ヴィータス パネル」のいいところ。金具1つからでも注文できます。
おすすめPOINT4:引越し先にも持っていける「転勤族だから、備えつけの家具は買えない…」。そんな心配はいりません。「ヴィータス パネル」は、設置後にとりはずしもできるので、引っ越し先に運んで新たに取りつけることも可能です。
押し入れをすっきり! ヴィータス パネルの詳細はこちら!奥行きの深い押し入れを使いこなすための工夫も盛りだくさん
収納スペースの奥行きが深ければ深いほど、死蔵品が奥へ奥へとたまりがち。もはや奥の方にはなにが入っているのかさっぱりわからない?というケースも少なくありません。
「ヴィータス パネル」を採用すれば、その奥行きが上手に使いこなせるようになります。たとえば、奥行きの深い収納スペースは、手前と奥の2つに空間を分けると効率的。奥に棚板を設置して、手前に洋服用のパイプをつけるといったレイアウトもおすすめです。
また、棚板をL字に設置して、収納庫内に体が入るスペースをあけておくと、収納したものがひと目で見渡せる、管理しやすい収納庫になります。
ライフスタイルに合わせて「収納が変えられる」という新発想!
子どもの成長もそうですが、趣味やライフスタイルが変わればもちものも変わります。最初は使いやすかった収納スペースが、だんだん使い勝手が悪くなるのは、家族の暮らしが変化しているから。
でも、そのたびに収納スペースを改良していくのは面倒…。そんな悩みを解消できるのも「ヴィータス パネル」ならではです。
暮らしに合わせて4つのスタイルに手軽にカスタマイズできる!
子ども部屋の収納を考えてみましょう。たとえば、子どもが小さいうちはおもちゃの収納をたっぷりつくり、小学校にあがったらそこを机スペースに改造。子どもが巣立った後は、スーツケースやふとんが入るスペースにしたり、ゲストの洋服をかけられるパイプスペースを設置すれば、客間に活用できます。
「ヴィータス パネル」は、暮らしや使う人に合わせて4タイプを展開。
トップス、ボトムス、コートなど丈の長さに合わせて収納できるので、ものの管理がしやすく、スペースのムダも防げます。
<ふとん収納をメインにした「押入れタイプ」>寝具とそれ以外のものを分けて収納すれば、ものの出し入れや管理がラク。
<押入れを趣味や作業スペースに活用する「デスクタイプ」>趣味や作業に没頭できる空間に、また家事コーナーとしても活用できるデスクタイプ。デスクの横をカバンや書類、プリンターの収納スペースに使うと、さらに便利!
<雑多なものをまとめて収納できる「物入れタイプ」>奥行きの深さを活用するために、棚をL字に設置して、体が入るスペースを手前に確保。しまっているものをひと目で見渡せるので、ものが管理しやすく、出し入れもラク。ものの行方不明がなくなります。
収納下手な人は、収納道具を選ぶのも苦手…という話をよく聞きます。
「ヴィータス パネル」があれば、収納庫内の使いやすさが劇的にチェンジ! ものを探したり、出し入れにかかるムダな時間がなくなって、暮らしを楽しむゆとりが生まれます。
ものの管理がスムーズなスマート暮らしを、「ヴィータス パネル」で実現してみませんか?
近藤さんの知恵がつまった ヴィータス パネルの詳細はこちら!【近藤典子さんのプロフィール】
住まい方アドバイザー。近藤典子Home&Life研究所取締役。30年におよぶ経験から生み出された収納や家事動線、間取りの考え方、掃除術など近藤流のわかりやすい暮らし提案が好評。テレビやラジオ等のメディア活動や、講演会、企業との商品開発のコラボレーション、オリジナル収納ユニット、分譲住宅・分譲マンションやショールーム、展示場のプロデュースも多数。現在、資格取得できる「住まい方アドバイザー養成講座」を東京・大阪で開講し、設計士・住宅営業など、住宅業界の受講者が多数。
ESSEプラチナレポーターも このイベントを取材しました