淡泊な味わいで、合わせる食材を選ばない鶏胸は食べ方も自由自在! 和洋中、エスニックまで、料理研究家・大庭英子さんに“いつもの”絶品レシピを教えてもらいました。今回は「とり天」のご紹介です。

しっかり衣でしっとり。中華味でマンネリ知らず。とり天のレシピ

 外はカリッと中はふっくら! 2種類の衣を楽しんで。

●とり天

とり天
とり天
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【材料(4人分)】

  • 鶏胸肉 2枚
  • A[ニンニク、ショウガ(各すりおろす)各小1かけ 酒大さじ2 しょうゆ、ゴマ油各大さじ1 塩小さじ1/2 コショウ少し]
  • 卵 1個
  • B[片栗粉、小麦粉 各大さじ6]
  • 揚げ油 適量
  • いりゴマ(黒) 大さじ1~2

【つくり方】

(1) 鶏肉は縦半分に切り、1cm厚さのそぎ切りにする。

(2) ボウルに(1)を入れてAを加えてもみ込み、10~15分おいて下味をつける。

(3) (2)に卵を割り入れて手でよく混ぜ、Bを加えてさらに混ぜる。

(4) フライパン(直径28cm)に深さ半分まで揚げ油を入れて170~180℃に熱し、(3)の鶏肉の半量を1切れずつ入れる。途中返しながら、2~3分揚げて取り出す。残りの(3)にゴマを加えてからめ、同様に揚げる。

[1人分364kcal]

【ポイント】

もみ込み画像

ショウガとニンニクのパンチを効かせて

濃いめの下味をしっかりともみ込み、鶏胸のものたりなさをカバー! ゴマ油で中華風の味わいに。

粉画像

2種類の粉で、サックリカリッと

卵をからめたら、片栗粉+小麦粉で存在感のある衣に。片栗粉を加えることで、濃い下味に負けない衣にする。

揚げすぎるとかたくなるので、火をとおしすぎないことが最大のポイント! 揚げたてのあつあつをどうぞ。

量単位は1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、1合=180mlです

おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう