●3:対処法を知っているという支え

弁護士
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たとえば病気やピンチ、トラブルが起きたとき。経験者の語ること、専門家の言うことが支えになることがあります。
この先どうなるのか、どうすればいいのかがわからないから不安なんですものね。

だから私は、人に聞きます。つながりをたどって紹介してもらったり、お話を聞かせてもらいに行くこともあります。
もちろん状況は一人ひとり異なりますが、大まかにでも対処法がわかる。した方がいいことと、しない方がいいことくらいはわかる。

まず行動! 経験! も大切ですが、多少事前情報があるのとないのとでは、対処するときの心持ちが違うと感じます。

●4:共に時間を過ごしてくれるという支え

仲間

問題は解決しなくても、だれかに話すだけでスッキリすることがあります。(1)にもつながりますが、一緒に同じ時間や空間をすごしてくれるだけで安心できる。一人じゃないということを感じます。
LINEやメール・電話や手紙でもいい。だれかとつながっている安心感って、悪くないと思います。

また、私の場合、話して自分の頭の中をまとめることが多いので、話を聞いてもらうことは心の整理につながります。
瞬時に相手に返事を返したり、気持ちのままに伝えると、言わなくてもいいことまで伝え、「言わなきゃよかった」と反省することが、過去には多くありました。

だからこそ、一旦安心できるだれかに話す。すると、伝えた方がいいことと伝える必要がないことの仕分けができたり、伝え方を考えたり、いいアドバイスをもらうことができることも。今は、それほどトラブルもなくすんでいます。

人間関係は相手や自分の状況によって変化するものです。なので、バッサリと切ってしまう必要もなく、だからといって無理につき合う必要もなく、そのときそのとき、合う人とつながっていればいいのかなと感じるこの頃です。

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