50代、「なにを着ても似合わない」と思ったときにまずやるべきこと
すべての画像を見る(全8枚)年齢を重ねる中で、なにを着てもしっくりこない…と感じることはありませんか?
築50年越えの団地でひとり暮らしをしている、50代ブロガーのきんのさんに、「なにを着ても似合わない」と思ったときにやっていることを教えてもらいました。
●なにを着ても似合わなくなるのはなぜ?
・体型の変化
・肌のくすみ、顔立ちの変化
・姿勢の変化
外見は徐々に変化してきているのに、服の好みは昔のまま変わらないのも理由の1つ。また、ライフスタイルも30代と50代では違って当然なのに、服選びは以前のままだったり。40代まではなんとか誤魔化せたけれど、50代では耐えられず「なにを着ても似合わない」なんてことになってしまったのかもしれません。
でも、むやみに新しい服を買うのは危険。着る服がないから服を買う→しっくりこないので着ない→着ないから痛まず、捨てるのがもったいない→あまり着たくない服でクローゼットがパンパン、という無限ループに陥ってしまうからです。
●クローゼットから服をすべて出す
やみくもに服を購入する前にクローゼットの中身をすべて出し、自分の買いぐせ、買いすぎている服、たりない服を自覚するようにしています。大変な作業なので毎年やる必要はありません。私は服選びに迷うようになったら行っています。
手放すべき服は
・サイズが合わない服
・汚れやくたびれ感のある服
・1年以上着ていない服
・よく似ている服
・似合わない服
・自分の生活に合わなくなった服
着たい服ばかり収納されていたら、毎朝の服選びに迷うことはありません。手放すべき服は思いきって処分し、今の自分に似合う形や素材の服を選び直すようにしています。
「新品同様」「まだ着れる」服は手放し難いですね。でも主役は自分です。自分にとって「必要か」「着たいと思うか」で選択するようにすれば、答えははっきりします。まだ着れても自分が着ないなら、クローセットの場所を無駄にとるだけの不要な服なのだと考えるようにしています。
●今の自分が表現されているクローゼットが理想
今回、私も数年ぶりにクローゼットの中身を全部出しました。数年前の引越し時にかなり服を減らしたにも関わらず、着ない服が増えていました。
服を吟味し、自分が本当に着たいと思う服やライフスタイルに合う服だけに絞ったら、35着程度になりました。これで1年を過ごせるのかと言われるとまだ自信がありませんが、服を減らしたことで手持ち服の内容が理解できました。どんな服を持っているのかは、クローゼットを開けると一目でわかります。
クローゼットを開けてみて今の自分が表現されていると思えるなら、それは実用的でよいクローゼットなはず。自分の生活の中で、いちばん長く過ごすときに着ている服が似合っていて快適なら気分がいいでしょう。