70歳で自宅を売却し、現在は高齢者向けのサービスつき住宅(分譲マンション)にお住いの真藤眞榮さん。30〜50代は、シングルマザーとして育児や仕事に追われ、定年退職後は母親の介護に多忙な日々を過ごされました。現在、家事は手の届く範囲で丁寧にしつつ、最小限にとどめているそうです。具体的に教えてもらいました。

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70代でがんばることを「最小限」にした家事

70坪の実家から、17坪のマンションへ住まいを変えた真藤眞榮さん。70代でがんばることをやめて、ラクになったという家事を教えてもらいました。

●大きくて重たい掃除機やめました

<マキタの掃除機とモップつきスリッパでこまめに掃除>

掃除をする老婦人
モップスリッパも活用しています。
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重いダイソン掃除機を手放し、軽くて小回りの利くマキタの掃除機をメインの掃除道具に。さらに「部屋ではモップスリッパを履いてるから、歩くたびに床磨きになるんです」。

<コロコロのケースは職人によるリメイク>

手作りのコロコロケース
職人さんがリメイクしてくれました

粘着クリーナーも愛用。ケースは「元はかけ軸用の箱。穴をあけるなど、職人さんにリメイクしてもらいました」。

●三食きっちりつくるのやめました

<食堂ごはんも活用しつつ、できるだけ手づくりします>

食事をする老婦人
つくりおきが大活躍

「三食きっちりつくらなきゃ、と自分に課すのはやめました」。

マンションの食堂を利用したり、自作のつくりおき副菜ですませることも。

「最近は節約も兼ねて、自炊の割合を増やしています」

<食堂のテイクアウトもお皿に移して楽しみます>

テイクアウトの食事
お皿に移しかえるだけでおいしさが増します

入居時はコロナ初期で、食堂の料理はパックづめをテイクアウトする形式。

「そんなときも、お気に入りのお皿に移し替えて、目からも楽しんで食べていました」