●3:つくりおきをしないで、適量の「ミニ総菜」を活用する

アラフィフになると自然と食事量が減ります。その結果、つくりおきをすると同じものを食べ続ける傾向が出てきます。結局、最後の方は飽きてしまうことも。

飽きたらほかの食材を混ぜて違うおかずにしたり、味を変えたりもしますが、それも頭を使う作業に。結局「おかずを最後まで食べきる」というタスクが増える気がするのです。

小さなパック
小さなパックで売られているキンピラゴボウと卯の花の煮物。値段も100円ちょっとでお手頃
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そこでおすすめしたいのが、市販の総菜を適度に取り入れて、食事にバリエーションをもたせること。

たとえば「卯の花の煮物」をつくろうと思ったとしましょう。しかし、材料になる「おから」は普通に買うと1パック100g以上入っていることもあり、2人暮らしには多すぎます。

またキンピラゴボウをつくろうと思ってゴボウを1本買っても2人でおいしく食べきるのは難しく、最後には干からびてしまうことも。そこで市販の総菜を買うことにしました。

デパ地下のお総菜は高いですがスーパーやコンビニのお総菜は安いので家計の負担になりません。食材が余ることなく、料理のバリエーションも豊かに、かつ節約しながら生活できるはず。

 

●食費節約のコツは無理しないこと

以上、食費を節約するための3つのコツをご紹介しました。

最近は食材に限らず、さまざまなものの値段が上がっています。家計を守るために少しでも安いものを手に入れたいもの。無理をすると続きませんので、節約を楽しみながら、今回ご紹介したアイデアをお役に立ててみてください。