コンセントの移設で10万円。住んでからの工事は大変!

住み始めしばらくの間、コンセントにまつわる不便をガマンしていました。しかし毎日使うキッチン家電は、やはりキッチンに置きたい…。そう思いコンセントの移設を検討しました。

 

扉をあけると完全に隠れてしまうコンセント
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コンセントを新設したい壁の向こうには、「リビング出入り口の扉をあけると完全に隠れてしまうコンセント」があるので、それを移設できないかと思ったのです。

それができれば、簡易的な電気工事ですむはずです。しかし現実は甘くありませんでした。相談したリフォーム業者からは、以下の理由から、かなり大ごとの工事になるとの回答が。

・キッチンのコンセントには専用回線が必要になる
・そのためには壁や天井に、穴をあける木工事が発生
・その際、壁紙をはがすため、内装工事も必要になる

壁の裏でちょこっとコンセントの位置だけ動かそう、とはいかないというわけです。

電気工事・木工事・内装工事は、それぞれの作業をする職人さんが異なります。そのため、時間も作業費もしっかりとかかるという言い分。このときに出てきた見積りは10万円近い金額でした。

 

金額や作業の煩雑さを考え工事は断念

コンセント新設工事

じつはこの家に住み始めてから、コンセント新設の工事を行ったことがあります。

理由は施工ミス。新たに設置された食洗機のための電源が設置されておらず、在宅での工事となりました(もちろん費用は業者負担です)。

今回想定される工事と同じように、玄関にある分電盤から専用回線をキッチンまで引っ張る電気工事のほか、天井に穴をあけふさぐといった木工事、その後に作業した場所の壁紙張り替えの内装工事が発生しました。

工事は1日で終了。しかし、1日じゅう職人さんが家を出入りします。キズがついたり汚れたりしないよう、床や置いた家具の養生もしての工事になりました。

作業中は騒音がひどく、ホコリが飛び散る…という状況。その経験が脳裏をよぎり、今回は工事を断念しました。金額や作業の煩雑さを考えると、現時点で感じている不便さは、ガマンしようということにしたのです。

コンセントの新設・移設は、住み始めてから行うとなると、費用も労力も大変なものになります。リフォームや家づくりを検討している方は、ぜひこの記事をご参考に。

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