いや~なゴキブリとの遭遇確率がぐっと上がる夏。ここでは、夏本番前にやっておきたいゴキブリ対策を、お掃除ライターのよしママさんに教えてもらいました。
夏本番前だからこそ絶対やっておきたい「ゴキブリ対策」
すべての画像を見る(全8枚)家の中で悩まされる害虫といえば、ゴキブリ。キッチンなどの水回り、排水口、押し入れなどさまざまな場所で遭遇します。
そこで欠かせないのがゴキブリ対策。毒エサなどは1年効果の続くアイテムが多いので、本格的な繁殖時期前に設置するのが効率的です。ゴキブリ対策の商品もたくさん店頭に並び、家庭にあった商品を選ぶことができます。ここでは、効率的な対策方法を紹介します。
●夏前にゴキブリ対策をやる理由
夏は気温が上がりゴキブリがいちばん活発に活動する季節。本格的に暑くなる前に退治して対策をしっかりおけば、繁殖を防ぐことができます。
今のうちに対策をして家に入れない、ゴキブリを増やさない工夫をすることが大切。夏本番になる前にしっかり対策しておきましょう。
室内と屋外どちらもチェック。ゴキブリの寄りつきにくい家にする方法
ゴキブリの寄りつきにくい家にする方法をご紹介します。
(1) 室内に毒エサ
毒エサを食べさせて巣に持ち帰らせ、成虫、卵、幼虫など巣ごと駆除できるタイプです。設置して1年効果が持続するものが多いです。
玄関内、洗濯機裏、クローゼット、押し入れ、キッチン、テレビ裏など10㎡ごとに1~2個設置します。もし過去に設置していた場合は、設置前に古い毒エサをチェックして、どこのエサが食べられているか確かめながら回収するのもポイント。エサが食べられた場所は、次の年も必ず設置するようにします。
設置前にホコリ掃除をすると、ゴキブリの住処になりにくく毒エサにもホコリがつくことを防ぐことができます。
新しい毒エサにはカラーテープをはり、設置した年を記入しておくと、回収忘れに気がつきやすいです。
(2) 外にも毒エサ
室内に入る前のゴキブリ対策になります。屋内だけでなく、屋外にも設置することで毒エサの効果を実感できます。
こちらも、もし過去に設置していた場合は、設置場所ごとのエサの残り具合を確認しながら回収します。雨が当たる場所はどうしても効果が続かなくなるので、雨が当たらない場所に設置します。
玄関前、室外機周辺、窓際、キッチン換気扇の近くなどがオススメ。
窓際は雨に濡れやすいので、雨戸のレール下がオススメです。
室外機裏なども、雨に濡れない場所に設置しないと数か月で薬剤がなくなってしまいます。1年効果が持つタイプでも、エサが溶けてなくなっていないか定期的にチェックが必要です。
(3) 心配なら予防アイテムを足して
屋外用と室内用の毒エサだけでもゴキブリを防ぐことができますが、心配なら予防アイテムをプラスします。
予防しながら殺虫効果もあるひとつで二役のアイテムや、空間にプッシュするだけで駆除できるスプレータイプもあります。
スプレーしたら、薬剤の効果が長続きするのが特徴。ただ2週間や1か月などと効果は短めなので、定期的にスプレーし直す必要があります。
わが家は玄関からの侵入が多いので、玄関には予防アイテムを追加しました。