年齢を重ねる中で気になってくるのが「実家の片づけ」。親がなかなか片づけに納得してくれず、ケンカになってしまう…なんて人も多いのではないでしょうか。ものを捨てて暮らしが大きく変わったといインスタグラマー・みやさんに、実家の片づけをスムーズに進めるための声がけ方法を教えてもらいました。

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“100個捨て”実家巻き込みテク「声かけ大作戦」

高齢の両親が安全・健康に暮らせるよう、ついに実家の大量捨てにも着手したみやさん。ただし、強制や否定は禁物。親がどんな暮らしを望んでいるのか“声かけ”で理解を深めました。

●服が捨てられない!父の部屋

・効いたひとこと:「最近なにが楽しいの?」

片づける前の実家の部屋
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父のクローゼットは大量の服で崩壊寸前…。まず父の興味のあることを聞き出すと、麻雀仲間がいることが判明。集まりに着ていきたい服について聞いています。

・効いたひとこと:「似たものがたくさんあるねー」

片づけの最中のクローゼット

服が多すぎてクローゼットから取り出せず、いつも同じ服を着ていた父に、一度すべて出してみることを提案。似たものが大量にあることに父、衝撃!

・効いたひとこと:「いちばん好きなものはどれ?」

片づけ中のクローゼット

「気に入った服でおしゃれして麻雀の会に行こうよ」と、「減らす」より「好きなものを残す」ことに焦点をおいて1着ずつ一緒に吟味。

【父を巻き込むとこんな幸せが】

→父がおしゃれになった!

父親のお気に入りの服

ゴミ袋約10袋分の服を手放すことに成功。「『これが似合うよ』なんて声をかけたら、父もうれしそうで。久しぶりに父とたくさん会話して、いい時間が過ごせました」