“今”の自分に不要なものを手放して、暮らしをもっと軽やかに。「10日捨て」を実践して、すっきりした暮らしを手に入れたとん子さんのケースを紹介します。

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「10日捨て」で、資格の取得や家族団らんに使える時間が増えた

片づけた後のリビング
“10日捨て”ですっきりしたリビングは、家族みんなの居心地がよい空間に。
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“捨てる作業”に集中したら無理なくものが手放せた

長男を出産後、家の中がものであふれ返ってしまったというとん子さん。

「散らかった部屋を見てはイライラ、片づけられない自分にもイライラ…と負の連鎖に。この状況を脱出するため、ものを捨てようと決心したんです」

資格の勉強をする人
資格の勉強をするゆとりも生まれました。

そこでとん子さんが実践したのが、「10日捨て」。片づける場所を1日1か所に絞り、10日間捨てる作業に集中。掃除と整理は後日行う方法です。

「捨てるだけというのは気分・体力的にもラク。作業が終わるたびに達成感も得られるので、自信もつきます。夫も『家がリラックスできる場所になった』と大喜び。今では資格の勉強をする心と時間の余裕もできました」

 

無理なくものが手放せる!「10日捨て」のやり方

とん子さんが実践した「10日捨て」のやり方を教えてもらいました。

●すっきりさせたい場所を10個書き出す

「飽き性なのでやみくもにやっても終わらない気がして。まず整理したい場所を書き出しました」。その場所を10日に割りふり、行う順番を決めました。

●全部出し→分別→戻すを1時間で

1か所の作業内容は、収納場所からものを出し、不要品を分別。必要なものを収納場所に戻すだけ。「作業は1時間程度と目安を決めると、集中できます」

●捨てたあとに「掃除」と「整理」も10日ずつ行う

「後日同じ場所の掃除、整理も行うと、1か月で家じゅうがすっきり」。日を分けるといったん思考がリセットされ、新たな不要品が発見できる利点も。