高窓からの光が美しい白を基調にしたLDK
すべての画像を見る(全18枚)「夫婦ともにあまりこだわりがなく、今あるものを受け入れるタイプ」と話す小尾さん。
1階は、飽きがこない白をベースにしたパブリックな空間。2階は、山小屋風のプライベートな空間。そしてウッドデッキつきの中庭は雄大な自然を感じる空間に。
壁づけだったキッチンは、L字型のカウンターキッチンに変更。「白い天板を木で囲みたい」とだけ工務店にリクエストし、ミニマルな仕上げにしました。
カウンター下には食洗機やオーブンをビルトインしました。
高窓からの光が美しいリビング。吹き抜けにはパナソニックのライン照明を設置。LDKは空間をつなげて広く使いたかったので、視線や動線を妨げるソファは置かず、チェアとクッションを置くのみとしました。
1階には中庭からの光が差し込む寝室やサニタリーも
全体のイメージは北欧風。元の住まいが持っていたヨーロピアンな雰囲気を生かし、白い壁やブルーグレーの建具、ブルーのカーペットなどの北欧っぽい要素をちりばめています。
サニタリーや個室の位置などはそのまま。内装や設備を一新することで、「築年数にしてはダメージを感じた」という住まいをアップデートしました。
寝室には、ベッドヘッドとしての「ウッドウォールパネル」を設置し、白×ブルーの空間のつなぎ役に(写真上)。
「すぐ横にバスルームがあるのですが、お風呂上がりに素足で寝室に入るとカーペットがふかふかで気持ちいいんですよ」
廊下につながる通路にはフックを設置。翌日に着る洋服を下げておくのが日課です。
湯船につかって1~2時間、映画を観るのが日課という小尾さんは「ゆっくり入れるバスルーム」をリクエスト。十和田石と杉材で造作し、趣きある空間に。
大きな窓から自然光が降り注ぐ洗面室。御影石の洗面カウンターは、アイロンがけなどができるように、あえて右側のスペースをあけています。
ころんとしたフォルムが可愛らしいTOTOのトイレ。床は白いハニカムタイルで清潔感をプラス。