編集部が気になるインスタグラマーをピックアップ。妻の実家である築40年の戸建てに移り住み、東京にいながら田舎のような暮らしを楽しむ古田さんに、いろいろ質問してみます。ズボラでも楽しくラクにできるDIYで、押し入れや畳、砂壁など古家ならではの要素をプラスにチェンジ! 心にゆとりが生まれる古家暮らしについて聞きました。
すべての画像を見る(全14枚)Q1.最近の投稿で反響が大きかったものは?
Before→Afterを紹介する投稿はいつも反響が大きいのですが、なかでも好評だったのはLDKにあった押し入れを書斎スペースに変えたDIY(上の写真)。
床にはタイル、壁にはベニヤ板、そしてふすまを格子戸に替えたことで見違えるようなスペースに。
以前は古家での暮らしやインテリアについて投稿していましたが、DIYについての投稿をするようになってからは、やり方や素材についてのコメントをたくさんいただくようになりました。
Q2.そもそもインスタを始めたきっかけは?
仕事に忙殺される生活スタイルを変えようと、妻の実家に家族3人で移り住みましたが、なにしろ古くて…。
でも、古いのがイヤなのではなく、古くさいのがイヤなだけなんだと気づいてからは、新築にはない古家の可能性や魅力を楽しめるように。
次第に、諦めながら古い家で暮らしている人へ、古家をより魅力的にする方法やマインドを伝えたくなってきて、古家暮らしやDIYについて投稿するようになりました。
Q3.問い合わせの多い素材は?
畳の上から敷いたニードルパンチカーペットは、よく質問をもらいますね。グレーの床にしたかったので取り入れてみました。
本来は家の床材に使うような素材ではないのですが、ハサミで切ってタッカーで留めるだけなので、少ない道具で簡単にDIYできます。
6畳で1万円ほどと安価なのも魅力です。簡単にはがせるので、天日干しをしてカビ対策もできるし、軽いので不要になったときに撤去するのもラクですよ。
Q4.DIYは以前から得意でしたか?
自分自身、もともとズボラな性格で面倒かつ難しいことは苦手。なので、わたしが実践しているDIYはどれも簡単かつ少ない工具でできるもの、工法や設置が難しくないものばかり。
書斎スペースの床タイルは固定せず置くだけ、壁は無理にはがさず上から塗るだけ、格子戸は障子紙をはがすだけ、など。
初心者がひとりでもできる簡単DIYがほとんどですが、工夫次第で雰囲気をガラッと変えることができます。