主菜は決まっても主菜に合わせる副菜が思いつかない、という悩みをもっている方は多いのではないでしょうか。そんなときは、安くておいしい旬野菜を使いましょう。季節感が出るだけではなく、レパートリーのマンネリ防止にもなります。人気日本料理店「賛否両論」店主・笠原将弘さんに、簡単で手軽につくれる夏野菜の副菜レシピを教えてもらいました。
テーブルが華やかに。味を引き立てあうカボチャのサラダ
カボチャと春菊は旬こそ異なるものの、その甘みと苦みがお互いを引き立てあう相性のいい食材です。料理家の笠原将弘さんに、ちょっぴり大人なカボチャのサラダを教えてもらいました。
●カボチャと春菊のサラダ
ほっくりした甘さに春菊のほろ苦さがアクセント。
【材料(4人分)】
- カボチャ 1/4個
- 春菊 1/2束
- 塩 適量
- しょうゆ 大さじ1
- A[マヨネーズ 大さじ4、薄口しょうゆ 大さじ1、ショウガ(すりおろす) 小さじ1/2]
- アーモンドスライス、粗びきコショウ(黒) 各少し
【つくり方】
(1) 春菊は塩少しを加えた熱湯でさっとゆでて水に取り、水気をしっかり絞ってしょうゆをまぶす。もう一度絞り、ざく切りにする。
(2) カボチャは皮と種を除き、食べやすい大きさに切る。水に塩少しとカボチャを入れてゆでる。やわらかくなったら湯をきる。
(3) ボウルに(2)とAを入れ、木ベラでつぶして混ぜ、(1)も加えて混ぜる。器に盛り、アーモンドを刺してコショウをふる。
おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう
笠原将弘さんの『笠原将弘の副菜の極み158』(扶桑社刊)には、毎日の献立づくりに役立つレシピが満載です。