●5.かさばる食器

陶器
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食器の中にはやたら大きくて、デザイン性の高いものがたくさんあります。作家がつくった芸術的な皿などです。

こういう食器は食器棚の中にしまいにくいため、収納棚の上のほうに押しやられたり、流しの下に押し込まれたりします。

アクセスのしにくいところにしまうとますます使わないので、もう処分してしまいましょう。とくにキッチンが狭いときは、かさばる食器はまっさきに捨てるべきです。

●6.思いつきで手に入れた食器

女性

計画的に買いそろえたわけではなく、その場の思いつきで入手してしまった食器は手放しましょう。

たとえば、引き出物でもらったペアのアイスクリーム用の器や、景品でもらった1枚きりの白い皿、店で衝動買いしたアンティーク風のケーキ皿など。

この手のランダムな食器は、ほかの食器と合わせにくいので、出番は少ないもの。私も若い頃、頒布会のおまけでもらった食器やグラスはすべて捨てました。

●7.使わなくなった食器

女性

最近、「50代以降になると料理が苦痛になる人が多い」という記事を読みました。もともと料理が好きではない私には、その理由はわかりません。

たぶん、これまで何十年と家族のために料理をしてきていい加減うんざりしたか、体力が落ちてきてつくりたくなくなったか、昔に比べてスーパーの惣菜やデリバリーなど便利なサービスが増えたからでしょう。

成長期の子どもがいたときは夫の分も合わせて毎朝弁当をつくっていた主婦も、子どもが巣立ったら、夫にはそのへんで食べてもらいたいと思うかもしれません。

そんなこんなで食習慣が変わって使わなくなった食器も、今が手放しどきです。重たいから、洗うのが面倒だから、手入れが大変だから、という理由で使っていない食器ももう手放しましょう。

以上、食器を捨てるコツを紹介しました。

欠けた食器やひびが入っている食器も危ないので処分してくださいね。食器は重たいから、体力が残っている今のうちに整理した方がいいですよ。

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