ついものを置いてしまうなど、ごちゃつきがちな玄関。毎日出入りする場所だからこそ、なるべくすっきりとした状態を保ちたいですよね。そこで、現在50代の整理収納コンサルタント・瀧本真奈美さんに、玄関まわりをスッキリさせるコツを教えてもらいました。
50代、ごちゃつきがちな玄関まわりをスッキリさせるコツ
家の中には、水回りなどの汚れやすい場所がたくさんありますが、外から持ち込まれた汚れがいちばんたまりやすいのが、玄関です。それと同時に、家の中に収納できないさまざまなものがあり、片づけが難しい場所でもあります。
長く住んでいるとごちゃごちゃしてくるにも関わらず、体力や気力も低下してくるので諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか? そこで、わが家で実践している「スッキリ玄関を保つコツ」をまとめてみます。
●1.来客用スリッパを持たない
すべての画像を見る(全6枚)コロナ禍の少し前に始めた来客用スリッパを持たない生活。理由は、衛生管理が難しい、買い替えが大変、普段使わないのに収納場所を取られる、履いたあと、長くそのままにするとニオイの原因になるなど、デメリットを感じることが多かったからです。
自分自身も、だれが履いたのかわからないスリッパに躊躇してしまうことがあるので、最近は来客予定があり、必要を感じた場合にだけ使い捨てスリッパを用意するようにしています。
●2.水を流す掃除はしない
昔は、水を流しての玄関丸洗いが好きでした。すみずみまできれいにできた気持ちになるので、定期的にやっていました。SNSでも時々見かけますが、今の家では水を流す掃除をやめています。理由は、手間も時間もかかるだけでなく、ただでさえ湿気の多い玄関のカビ被害を少なくするためです。
たたきには、汚れを予防するために長年クッションフロアを置いています。店舗用なので土足にも対応。汚れても簡単にふき取るだけできれいになるので便利です。
●3.見せすぎない
玄関に限らずですが、表面に出ているものの数が多くなるほど「ごちゃごちゃ」に見えがちです。簡単にスッキリ見せるためには、ある程度隠す必要もあると思っています。
いわゆる「飾るもの」は極力置かずにスッキリと。たたきに出して置く靴も人数×2程度。それだけでもスッキリと見えるだけでなく、掃除のハードルが下がります。