シューズクローゼットをつくると、いつもすっきりとした玄関をキープできます。半年前にハウスメーカーで平屋の家を建てた日刊住まいライターは、間取りに1.5畳のシューズクローゼットを採用。子どもが3人の5人家族でも、実際住んでいて、玄関が散らかっていません。掃除道具や資源ゴミの一時置きにも便利。またコンセントをつけたことで、電動自転車の充電スペースとしても重宝しています。
すべての画像を見る(全10枚)1.5畳のシューズクローゼットで5人分の靴を余裕で収納
筆者は、夫と子ども3人(15歳、8歳、5歳)の5人家族。半年ほど前に東京から西軽井沢に移住し、大手ハウスメーカーの平屋を建てました。
設計士の話では、寒い地域での家づくりでは、長靴をしまうために玄関収納が必須とのこと。玄関には土間続きで、1.5畳のシューズクローゼットをつくりましたコンパクトですが、画像を見てのとおり、棚にはまだ余裕があります。
筆者はスニーカー、サンダルやブーツ、パンプスも履きますので、じつは量はそれなりにあります。夫も仕事用の靴のほかに、スニーカーを何足か持っているので、極端に靴が少ないわけではありません。
さらに、庭作業をするための長靴も置いてあります。そして庭作業用の手袋や、靴みがきのセットなども。それでもまだまだ収納できます。
筆者が住んでいる地域だと、全員分のスノーブーツも用意する必要があります。これなら、かさばるブーツでもしまう場所に困りません。
入り口付近は掃除道具置き場に。1.5畳の具体的な広さは?
シューズクローゼットの入り口の幅は79cm。入り口付近に掃除道具を置いていても、余裕をもって人が通れます。掃除道具がさっと取り出せるので、玄関掃除が苦にならなくなりました。
シューズクローゼットの中に入ると、最大幅が134cmあります。
そして掃除道具を立てかけている壁は、入り口から靴棚の縁まで約104cm。玄関の床を掃くホウキ、窓ふき掃除用のモップ、タイルみがき用のブラシなどを置いてもゆったり。
荷物を持ちながらシューズクローゼットに入ると、ぶつかったりすることも。しかし単に靴の出し入れのみであれば、まったくジャマではなく存在が気になることもありません。
電動自転車の充電器や生ゴミ処理機の置き場としても活用
シューズクローゼット左手の床には、置き場に困る生ゴミ処理機も置いています。処理するときににおいが気になるので、実際に生ごみ処理するときには、玄関の外に出して使用。
キッチンやパントリーには置きたくなかった筆者にとって、シューズクローゼットは絶好の置き場所だと思っています。すぐに外に出せることもお気に入り。
また、電動自転車の充電器もここに。以前住んでいたマンションでは、玄関に置いていましたが、当時はシューズクローゼットがなかったので、微妙にジャマでした。新しい家では、最初から充電置き場をシューズクローゼットにしようと決めていたので、玄関から見えない位置にコンセントも設置してあります。
生ゴミ処理機や充電器を置いている先にある、靴棚の幅は86cmあります。この幅があると靴を取り出すときに、床に置かれたものがジャマになることもありません。
資源ゴミに出す段ボール置き場としても活用。ただ、たまり過ぎると奥側の棚の靴を取りに行くときにかなりジャマ。
そのため、あくまで一時的で、なるべく早く処分するようにしています。シューズクローゼットに置いておけば、出かけるときにサッと持って行けるため、動線的にもよいです。