おしゃれなんて気にしない! 髪の毛を振り乱してせっせと節約に励む毎日…。今どきのスマート主婦は、そんな節約とは無縁です。
それどころか、1000万円貯めた人の中には、おしゃれにムダがない! という事実が発覚。ファッションも楽しみつつ、節約の成果もあげているケースを紹介します。
1000万円貯めた人は…じつはオシャレにムダがなかった!
貯めた人ほどファッションはシンプル&ミニマム。少ないアイテムを最大限に生かすコーデ術を取り入れていました。
すべての画像を見る(全6枚)●ポイント1:ベーシックカラーと差し色の組み合わせで着まわす
「この冬は、コート2着、トップス4着、ボトム4着の10アイテムで乗りきる予定」と話す加藤美紀(仮名)さん。
ワードローブは年間をとおしてネイビー・白・グレーの3色が中心。デザインも超定番のシンプルなものばかりで、柄はボーダーとチェックのみ。
「身長が150cmくらいなので、こだわっているのがサイズ感。必ず店頭で試着してフィット感とバランスを確かめ、丈や袖が少しでも長ければ必ずお直ししています。定番的なアイテムばかりなので、どの組み合わせでも着まわすことができるのがポイント。そこに緑や赤の小物を加えて変化をつけるのが私流です」
コートと短め丈のグレーのニットはSサイズが豊富な『SLOBEIENA』で購入。『アーバンリサーチ』のネイビーのワイドパンツは買ったらすぐにお直しに出し大胆にカット。モードな雰囲気に。
『アーバンリサーチ』のオーバーサイズのグレーのニット、『REDCARD』の細めのデニムに、緑のストールを合わせて。
ボーダーに白パンツのテッパンのスタイル。トレンドのタータンチェックの大判ストールとボアのモカシンで、さわやかな冬スタイル。
●ポイント2:シューズやバッグなどの小物は定番アイテムを長く使う
「その年限り」のものには興味がないという加藤さん。とくに小物類はどんな洋服にも合う定番アイテムを選び、長く使うために手入れをしながら愛用しています。
「小物は数より質だと思っているので、少し奮発していいものを。結局は5年、10年と使えておトクです」
どんなコーデにも使えるコンバースのオールスターはヘビロテアイテム。
右から/『ミネトンカ』のボアのモカシン、『コンバース』の白ローカット&黒ハイカット、『レペット』のバレエシューズ。モカシン以外は季節を問わず、オンもオフも使うことができるものばかり。
「子どもと過ごすことが多い今は、ペタンコ靴オンリーです」
普段は汚れたら洗えるキャンパス素材のトートバッグがメイン。黒のバケツ型ミニバッグは『アーバンリサーチ』で購入。お出かけにも重宝しているそう。
【加藤美紀さんのプロフィール】
・加藤美紀さん(仮名・神奈川県・42歳)
・家族構成/夫(44歳)、長女(11歳)、二男(7歳)の4人家族
・最高貯金額/1000万円
・達成までの期間/15年
お金をかけなくても、センスしだいでおしゃれは楽しめます。
お気に入りのコーデを着こなして、毎日が楽しく過ごせたら、日々の貯蓄もスムーズになりそうですね。
(扶桑社刊)では、このほかにも「1000万円貯めた主婦」の「地味だけど実際貯まったコツ」が続々登場! さらにESSEで人気の「運も味方につける!みんなの『貯まる習慣』」や「プロがやっている節約術」など、お金を貯めたいときに役立つ記事が盛りだくさん! 難しくなくて今すぐできる「貯めワザ」がザクザクです!