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50代、「筋金入りの節約家」。お金をかけるところ、削るところ

値上げが続き、少しでも節約したいと考える人は多いはず。昔からの節約家という50代ブロガーの中道あんさんに、効果があった節約アイデアについて教えてもらいました。

中道あん
中道あんさん
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50代、本当に効果があった節約アイデア

ものの値上げが続いていますね。今年の冬は窓にシートを貼って冷気をシャットアウトし、暖房費を節約しました。さらに、電気代の値上がりをきっかけに習慣を変えてみました。
それまで愛犬だけ1階のリビングに寝かせていたのを、2階の息子の部屋で一緒に寝ることに。深夜の暖房費ゼロ作戦です。愛犬にとっては大好きな兄貴分のそばで眠られて幸せが倍増したことでしょう。愛犬とはいえ犬と一緒に寝ることへの抵抗はあったのですが、新たなワンコライフは家族にも好評です。

節約というと、10円、20円をケチケチするイメージですが、生活の質を下げず上手に無駄を省いた結果が「節約」になったらストレスもなく最高ですよね。今回は、衣服費、食費、交際費の効果的な節約アイデアをお伝えします。

(1) クローゼットは7~8割収納にする

写真はイメージです
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クローゼットがぎゅうぎゅうだと自分がなにを持っているのか把握できず、着ない服が出てきます。洋服は一目で見渡せる量にすれば、似たようなアイテムが増えることはありません。私は、薄手のパンツを春夏はそのままはいて、秋冬は下にスパッツをはきます。ブラウスやシャツも同様で、下着を変えると夏以外は年中着られます。持っている服を一か所にまとめインナーやアウターを変えて年中着まわせば、重複買いだって防げます。

このようなスタイルになってから服を買う回数が減って、セールだからといって買うこともなくなりました。1年間、まったく出番がなかった洋服は潔くリサイクルショップで現金化します。不良在庫はさっさと処分してお金の流れをよくするのです。最後に、せっかくの洋服も太って着られなくなったら残念すぎるので、適度な運動で太らないように心がけています。

【節約ポイント】

・7割収納でクローゼットの見える化

・服は1年中着まわし衣替えなし

・1年着なければ売って現金化

・体型維持こそ節約になる

(2) スーパーに行く頻度を減らす

スーパー
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毎日のようにスーパーに行っていた頃は、「半額シール」が大好きでした。遅い時間に行くと牛肉が半額になっており、「安いから」という理由ですき焼きパーティー。子どもから「なぜにすき焼きや?」「食べたいときに食べたい」「安いからで買わないで」と言われる始末で、せっかくのすき焼きもテンションがダダ下がり…。
どうしても「半額シール」を見ると損得勘定が働いて余分なものまで買ってしまいます。節約したいならスーパーに行く回数を減らすこと。

今は週一の食材宅配を活用しており、スーパーにいく回数が激減しました。楽天ユーザーなのでポイントも貯まりやすく、貯めたポイントでお肉や干物を購入したり、ふるさと納税の返礼品でメガ盛りの豚肉をいただいたりして食材を賄っています。キャッシュレス生活でポイ活して食品をゲットする、私の節約活動です。

値上がりが多い食品のなかでも、とくに油と小麦粉は上がっていますね。トンカツなどの揚げ物は、フライパンに少量の油を入れて焼き揚げています。体形維持のため小麦粉を取らないようにしており、パンを買わなくなりました。お昼は、うどんやパスタが多かったのですが、ごはんと簡単なおかずをつくって食べています。
うちが購入しているお米は値段が据え置かれていて、物価高騰のお助けアイテムはお米ではないかと思うほどです。炊き込みご飯や、丼など「ごはん」がおかずにもなるメニューが増えています。スーパーに行かないため、スナック菓子の買い置きもなし。お米を食べると腹もちがいいので口さみしいと感じにくくなりました。

【節約ポイント】

・スーパーに行かず食材宅配とポイントで食材調達

・半額シールは余分買いのリスクと心がける

・体形維持のためパンは買わない

・うどん・パスタの代わりにお米中心に

・お米こそ節約食材「ごはん」をおかずに