フランス料理のシェフから家政婦に転身し、気軽でおいしい家庭料理レシピが大人気のタサン志麻さん。
そんな志麻さんのレシピには、いつもの料理が簡単においしくなる工夫が満載! この連載では、日々の料理を楽しむために「志麻さんが本当に伝えたいこと」をレシピと一緒に伝授します。今回のレッスンテーマは「鶏モモ肉のネギ蒸し 中華ダレ」です。
志麻さんのフライパンでできる「鶏モモ肉のネギ蒸し 中華ダレ」
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野菜もお肉もたくさん食べられる蒸し料理は、志麻さんもおすすめの調理法。まずは、蒸し料理のおすすめポイントとコツを教えてもらいました。
<ポイント1>野菜を入れ、フタをして火にかけるだけでOK
鍋に野菜をたっぷり入れ、フタをして火にかけるだけで、それは立派な蒸し料理。
野菜そのものから出る水分が蒸気になり、それが鍋の中を循環することで、ちゃんと“蒸された”状態になります。もちろん、フタがあればフライパンだって大丈夫。
<ポイント2>野菜そのもののおいしさがギュッと凝縮!
余計な水分が蒸気に変わるので、野菜そのもののおいしさが凝縮されるのもうれしいポイント。
<ポイント3>少ない水分でも味わい深い一品に!
水分の多い葉野菜などはそのままで問題ありませんが、ジャガイモやレンコンなどの水分が少ない野菜の場合は、“呼び水”的に少量の水をたせばOK。むしろ通常の蒸し料理よりも味わい深い一品ができ上がります。