久々にマスクを外して口元のメイクをしたら、なんだか肌がくすんで見えることがありませんか? 40~50代のヘアメイクのお悩みに答えるYouTubeチャンネル、「化け子の駆け込み寺」が人気のヘアメイク職人・化け子さんが、老け見えしないリップメイクについて教えてくれました。
40代50代の口紅はくすみ色がベスト
すべての画像を見る(全6枚)年齢を重ねると、明るい色のリップを選ぶと、その明るさがくすみ肌を悪目立ちさせ、どよ~んとした雰囲気になることが。そこで、大人が選びたいのは、「くすみカラー」。肌から浮かず、肌色をトーンアップしてくれます。
●口紅には3つのタイプがある
40代50代が覚えておきたいリップの質感は、おもに3つ。それぞれの特徴を知っておくと、リップ選びに悩みません。質感まで楽しめるようになれば上級者!
(1) マットタイプ
ツヤのない質感のこと。シアーほどのツヤはありませんが、ベルベットのような上品なツヤがあるものがほとんど。高発色でしっかり色づくので、きちんとメイクしたいフォーマルなシーンにも向いています。
(2) シアータイプ
シアーとは「透き通った」という意味があります。のばすとスーッと肌になじむほど透明感が高く、重ねても濃くなりすぎないので、ナチュラルな仕上がりに。ツヤがあるので、唇がふっくらして見えるうれしい効果も。
(3) クリーミータイプ
大人の乾き気味な唇に合うのが、なめらかな質感でシアーより発色するクリームタイプ。保湿効果が高く、唇にしっかり密着します。ツヤ感があるので、シアーよりも色づけたいときにおすすめ。
バーガンディ、ブラウンのような落ち着いた色は、肌になじむ&血色感を与える優秀色。
・左/オペラ リップティントN13 ¥1650(イミュ)、右/b idol むっちリップR02 ¥1540(かならぼ)
●口紅を塗る前のリップケアが効果的!
乾いた唇にそのまま口紅をのせるのはNG。リップクリームや美容液でのケア&地ならしで、仕上がりもツヤツヤにしましょう。
●リップラインをなじませるとさらによし
40代50代は、鼻の下が伸びて上唇を巻き込んだ形になるので、リップラインを無理に取ろうとすると「ザ・昭和テイスト」に。とくに上唇は指でポンポンとアウトラインをぼかして曖昧にするとバランス◎。
青春時代からアップデートをしてない人も多いポイントメイク。色選びをほんの少し変えるだけで、イマドキ顔に簡単にシフトチェンジできます。『化け子の脱オバベ BEAUTY BOOK』(扶桑社刊)では、何歳からでもステキに変われるメイクやスキンケア、ボディメイクからヘアについて紹介しています。