毎日の食事づくり。忙しい日々においては、結構な負担です。料理をつくって出すのが精いっぱい…という日刊住まいライターは、食器選びに少しだけこだわるようにしたところ、調理のモチベーションが上がるようになりました。テーブルもぐんとはなやかに。家事のなかで見つけた、ちょっとした楽しみについて語ります。
すべての画像を見る(全8枚)食器は「白」という固定観念を捨てることにした
料理が得意ではないため、食器にはこだわりをもたずに過ごしてきた筆者。おうち時間が増えたことをきっかけに、少しずつ好きなものをそろえたところ、嫌いだった「料理」という家事自体が少し好きになれました。
こだわりがない間の筆者の食器は白ばかり。柄や色があるものはマグカップぐらいでした。白い食器は無難で使いやすくはありましたが、なんだか食卓が味気なくなりがち。
そこで、お料理がおいしそうに見える色、ダイニングに映える色など、食器だけを見ても楽しいものを少しずつそろえました。パキッとした色の食器が1枚あると、食卓がとてもはなやかに見えます。
使いやすい白だけでなく、テーブルコーディネートのスパイスになるような色の食器も持っておくと、料理をするのも楽しくなります。
リビングダイニングのインテリアに合わせて選ぶ
かわいい食器が増えるのは楽しいです。加えて、ダイニングテーブルに並べたときに、お部屋のインテリアにも合わせたコーディネートができると、さらに心が弾みます。
筆者宅のインテリアは、ピンク・ゴールド・白を基調にした海外インテリア風テイストにまとめています。ピンクはくすみカラーのものを選び、ガーリーすぎない雰囲気を目指すように。
そこで、器も同じ系統の色のものをいくつかそろえています。洋服選びと同じで、無地のもの、柄のものなど、頭の中で使うシーンを想定して選ぶようになりました。
ブランドをそろえると統一感が出る
お部屋のインテリアに合うような食器を選ぶのは、センスも必要です。かわいいと思って買ってみたものの、実際に使ってみたらイマイチだった…こともあります。
そんなときは、ある程度ブランドやシリーズをそろえて買うようにしています。いろんなお店で買うよりも、組み合わせたときに統一感が出やすいです。筆者のお気に入りを紹介していきます。
●フランフランの食器がかわいい
まずひとつ目はフランフラン(Francfranc)。筆者が好きなブランドであること、お部屋のインテリアにもフランフランのアイテムを多用していることから、食器もこちらのブランドを選ぶことに。トータルコーディネートがしやすいです。
筆者は、お部屋のメインカラーをピンクにしているので、食器もピンクが多め。
●ガラス食器はイッタラがすてき
夏の時期にも重宝するガラス食器は、北欧デザインの人気ブランド・イッタラの「カステヘルミ」がそろえやすいです。
店舗も多く、デザインの規格が長く変わらないので買いたしもしやすいです。定番のクリアと迷いましたが、グレーを選ぶことで落ち着いた雰囲気をつくれます。