働き方が多様化している今、主婦からの就職、子育て中の転職に悩むママは多いもの。主婦に特化した働き方を調査する機関「しゅふJOB総研」研究顧問の川上敬太郎さんに、読者が気になる悩みについて伺いました。

関連記事

50代女性、働きたいけれど需要はある?専業主婦がもっている意外なスキルも
調べる女性
主婦からの就職や、ブランクがあっても重要はある?これからの働き方を調査(※写真はイメージです)
すべての画像を見る(全4枚)

専門家に聞いた!最新の働き方Q&A

仕事の始めどきはいつ? どういう働き方があるの? など、素朴な疑問に、働き方の専門家に答えてもらいました。

●Q:働き方のトレンドはあるの?

→A:時短正社員や隙間時間バイトなど働き方が多様化しています

ご近所ワークをする人
仕事の種類だけじゃなく、働き方も多様化の時代

「1日数時間など短時間だけ勤務する時短正社員、隙間時間を使い、家の周りでおこづかい稼ぎができる“ご近所ワーク”などの働き方が人気! 10年前に比べると選べる仕事が格段に増えています」

●Q:転職しやすい年齢や時季はいつ?

→A:働き方が広がりこれまでの常識にとらわれる必要なし!

「今は40~50代以降が労働市場の主戦力になり、また採用も通年行うことが主流に。そのため新たなキャリアをつくるのは、年齢や季節にこだわるより“思い立ったとき”がベストです」

●Q:自分に合う仕事を見つけるには

→A:まずは情報収集。3~6か月を目安に探してみて

「求人サイトで興味がある仕事や条件を登録し情報を集めること。採用時季、職種の平均的な収入額などがわかるようになり、できる仕事や自分の求める働き方がクリアになります」

●Q:在宅ワークで働く注意点は

→A:会社によって対応がさまざま。社員の仕事ぶりを質問してみよう

在宅ワークをする人

「出社日の割合やWEB環境の整備など、会社によりバラバラなのが現状。面接で『皆さん、どうやってリモートワークをしていますか』と、現場の状況を確認しておくと安心です」

●Q:フリーランスで会社に登録して仕事するときに気をつけることは?

→A:研修費をとる、報酬が安すぎるなどフリーだからこそ要確認!

「案件ごとに委託するフリーランスの仕事も増加中。しかし高額な研修費をとる企業や、相場より安い単価で無理のある納期設定を求めるところも。市場価格を調べるなど確認の徹底を」