60代からの心地いい暮らしのヒント。以前はお気に入りだったのに、今着ると違和感がある服はありませんか? ここではYouTubeチャンネル「60歳からの幸せライフ」が人気のライフさんに、服の手放し方を教わりました。
すべての画像を見る(全5枚)気に入っていた服が似合わなくなったら?ファッションとの向き合い方
関東地方に住む62歳の専業主婦、ライフさん。前回は「重い服」の手放し方を伺いました。
ここでは、お気に入りだったのに「今は」違和感のある服、似合わなくなった服の手放し方について、実体験を語っていただきました。
●1:歳を重ねると、似合う服は変わる
昔はよく着ていたお気に入りの服を、なんとなく着なくなってしまった…という経験はありませんか? 着てみても、なんとなく以前より似合わないような気がしたり、違和感を覚えたりするような服です。
ライフさんはそんな服を着た自分の写真を見て、衝撃を受けたことがあると言います。
「自分が想像していた装いと違い、ショックを受けました。服を着るというより、服に着られている状態でした。過去にどんなに似合っていても、歳を重ねればしっくりこなくなってくる服もあるんですね」とライフさん。
その後ライフさんは現在の自分に似合うスタイルを考えました。
細くなった髪は、ロングヘアからショートヘアへ。そして顔まわりがさっぱりした分、地味になりすぎないようにと、洋服も少し華やかなものを着るようになりました。
小花柄で少し丈が長めのワンピースや、フレアタイプのデニムを着ることが多いと言います。
今の自分の容姿や年齢にあった装いを選ぶことで、引き続きおしゃれを楽しんでいます。
●2:「過去」にたくさん着ていた服でも、「今後」出番がないなら手放す
しかしあまり着なくなったとはいえ、お気に入りだった服は処分しにくいもの。「あれだけ着ていたのだから、またいつか着るかもしれない」という考えもよぎります。
片づけ上手のライフさんが服を手放すときの基準は「自分が今着ているのか」そして「今後出番があるのか」です。
過去にどれだけ着ていたか、似合っていたかは関係ありません。以前しっくりときた服でも、今もしっくりくるとは限らないからです。
ライフさんはお別れした服にはお礼を言い、まだ着られる服は娘に譲る、リサイクルに出すなどして次の人に譲ります。
「次にこの服を着るのはいつ?」と自らに問いかけ、答えられないなら手放すことを考えてみてもいいかもしれません。