インテリアグッズが人気のIKEAですが、じつはフードにも力を入れています。新商品がどんどん出ているなか、ポテトチップスが話題になりそうと教えてくれたのは、食文化研究家のスギアカツキさん。3種の味があるというそのポテトチップスについて紹介してくれました。
すべての画像を見る(全7枚)北欧らしさが楽しめるIKEAのポテトチップスに大注目!
北欧スウェーデン発祥の世界最大の家具メーカーである「IKEA」。家具や雑貨以外に力を入れているのが「フード」で、激安ホットドックやチョコレート、ジンジャークッキーのイメージはすでに定着しているかもしれません。
この数年でIKEAは日本での事業戦略を変え、都心に小型店舗や期間限定ポップアップストアを展開するように。しかもオンラインショッピングも利用しやすくなったため、より多くの人がIKEAフードに出合えるようになってきています。
今回を機に、私はIKEAフードを一通り試してみることに。もっとも気に入ったのが、IKEAオリジナルのFESTLIGT(フェストリグト)の「ポテトチップス」です。
そこで、現在販売されているオリジナルポテトチップス3種の中身をお見せしながら、それぞれのおいしさについてご紹介していきたいと思います。
●酸味がたまらないサワークリーム、タマネギ味
はじめにご紹介するのは、大袋サイズ(150g)のタイプ。プリングルズなどでもおなじみのサワークリームとタマネギの組み合わせです。
IKEAのポテチに共通しているのが、ポテト本来のおいしさを重視していること。皮つきポテトの風味がしっかり味わえるように、フレーバーは上品にコントロールされています。味つけの濃い海外ポテチとはやや違い、グルメ度の高い仕上がりになっているのです。
食べてみるとサワークリームの酸味がほどよく効いていて、全体的には軽やかな食感と味にまとまっているのが印象的でした。IKEAの人気メニュー「スモークサーモン」のサイドとして添えたり、辛口ワインのお供にしても間違いのない実力を発揮してくれるでしょう。
●スパイシーさがクセになる!コショウ、リーキ味
続いては小袋のタイプ(50g)。コショウとリーキ(西洋ネギ)の組み合わせはスウェーデンらしい味とのことですが、食べてみるとネギ臭さはまったく気になりません。よい香草の香りが口の中に広がり、スパイシーなコショウ味と見事にマッチしてくれるのです。
このフレーバー、子どもには人気がなさそうだと予測していたのですが、わが子(7歳)で試したところ大逆転の結果になりました。3種の中で子どもが圧倒的に気に入ったフレーバーはコレだったのです。確かに本格的な洋食を想像させる上品な香りや旨味を実感することができ、想像以上に万人受けしそうです。