●懐かしいパン耳ラスク

材料(4人分)

  • パンの耳 1斤分
  • 砂糖 大さじ1

【つくり方】

(1) パン耳を180度の揚げ油でカリッとなるまで揚げる。

(2) (1)をペーパータオルにのせて油をきり、砂糖をまぶす。

 

●昭和の団地の台所から、令和のキッチンに引き戻された理由

古い記憶ですが子どもの頃、隣の方からいただいた「パンの耳を揚げ砂糖をまぶしたおやつ」がとてもおいしかったのです。また食べたくて母につくって欲しいとねだったのですが、「いつかね~」と結局一度も出てくることはありませんでした。

あの頃の自分へ世紀を超えてつくってみました。今食べたらおいしいだろうか? と一抹の不安はありましたが、予想外にカラッと揚がりおいしくて満足。
子どもたちも気に入ってくれましたが、パン耳を捨てないで揚げたことを知った次男が「SDGsだね!」と発した一言で令和に引き戻されました。たしかに。

作中に出てくる手芸の人形は、母が一時凝ってつくっていた壁かけの謎人形です。後ろ向きだから顔をつくらなくてよい分簡単につくれるのだと、当時壁一面に飾っていました。
粘土や毛糸でつくられた人形、昭和に流行っていたんです! 当時はそのカントリーテイストがかわいいと思っていたのですけどね。