ウォールペーパー(壁紙)やインテリアシートを使って、手軽に好みのインテリアにしてみませんか。家じゅうの壁紙が白一色…。そんな建売住宅を購入した日刊住まいライターが、自宅でDIYに挑戦。はなやかになったキッチンやリビングの様子を紹介します。
すべての画像を見る(全8枚)キッチンはグレーの壁で落ち着いた雰囲気に
建売住宅を購入した筆者。当時の家は、家じゅう白一色の壁紙でした。そこで、素人でも簡単に扱えるウォールペーパーやインテリアシートを使って、好きな雰囲気にリメイクすることに。まずは、キッチンの様子から紹介していきます。
わが家のキッチンは、オープンスタイル。リビングからカウンター越しにキッチンの壁が見えます。ここには、グレーの無地のウォールペーパーを貼っています。無地の壁紙は、貼る方向を選ばないため、初心者でも比較的貼りやすく調整がしやすいです。
市販のウォールペーパーには、シールタイプのものや、のりをつけて貼るタイプのものなど、いろいろあります。ここでは、のりなしタイプの壁紙をホチキスを使ってとめています。
ホチキスを180度開き、針の部分を壁に押し当ててとめます。タッカーでとめるのと同じ要領ですが、
原状回復がしやすい貼り方なので、この方法で取りつけることが多いです。
汚れたキッチン台をリニューアル
キッチン台はこまめに掃除をしていたものの、キズがついたり黄ばんだりして、だんだん汚れが目立つようになり気になっていました。そこで、「Hatte me!」という貼り直しができて、水回りに強いタイプのシートを貼ることに。ひとりでも簡単に短時間で貼ることができて便利でした。
柄はあえて大きく目立つものにし、汚れが目立たないものをチョイス。見た目が変わると気分も変わり、毎日調理をするのが楽しくなりました。
ただ、原状回復のやりやすさを考えると、のりつきシートを使うのは、あまり好ましくないでしょう。
キッチンカウンターをはなやかな花柄に
筆者宅ではかつて、白いキッチンカウンターをナチュラルテイストにDIYしていました。方法は簡単で、白いカウンターの上に、オイルを塗ったSPF材をのせてネジどめしただけ。
別の部屋の雰囲気を海外風に変えたのをきっかけに、このカウンターを再度リメイク。ネジどめしていたSPF材を一度とりはずし、花柄の壁紙で包んで再度設置しました。
使ったのはFrancFrancの壁紙。もともとここのブランドが好きで、雑貨や食器などもたくさん使っているため、手持ちのものとの相性もいい気がします。
壁紙は、おもに両面テープを使って貼りつけましたが、部屋の印象が大きく変わり、目に入るたびにウキウキします。1日を長く過ごす空間にお気に入りの場所があるだけで、家事の合い間にほっとひと息つけるのが、うれしいです。