フランスの家庭料理は、一度にたくさん仕込んで数日で食べきるのが主流。これをヒントに、旬の大型野菜をまるごとムダなく使いまわすワザを紹介します。料理家・上田淳子さんに教えてもらいました。

アラフィフ夫婦のリアルな節約ごはん。「すべて手づくり」より安く仕上げるコツ

物価の高騰が続きます。できるだけ食費は抑えたいところ。アラフィフの夫婦ふたりで暮らすミニマリストのブロガー・本多めぐ…

大根を使い切り!「肉みそ大根」レシピ

火がとおるのに時間がかかる大根は電子レンジでまとめて下ゆでを! 厚切り大根のジューシー感を生かした和のメニューが時短で楽しめます。

●肉みそ大根

肉みそ大根
肉みそ大根
すべての画像を見る(全3枚)

昆布だしが香る大根とコクうま肉みその黄金コンビ!

材料(つくりやすい分量)

  • 大根 1本(1.2kg)
  • 昆布(5cm角) 1枚
  • A[鶏モモひき肉200g みそ大さじ4 砂糖、みりん、水各大さじ2]
  • 小麦粉 小さじ1

【つくり方】

(1) 大根は皮をむいて2cm厚さ(16等分)の輪切りにし、半量を耐熱皿に並べてふんわりとラップをかける。竹串がスッととおるようになるまで、電子レンジ(600W)で10~15分加熱する。もう半量も同様に加熱する。

(2) (1)の粗熱をとり、ラップを外して大根が冷めるまでそのままおく。半量は保存容器に入れて冷蔵庫で保存する(使いきり2日目・3日目に使用する)。

(3) (2)の大根の残りと昆布を鍋に入れ、かぶるくらいの水を加える。中火にかけて煮立ったら弱火にし、大根に昆布のだしがしみるまで15分ほど煮る。

(4) 肉みそをつくる。フライパンにAを入れてよく混ぜる。中火にかけ、混ぜながらひき肉に火をとおす。仕上げに小麦粉を全体にふり入れて混ぜ合わせ、粘りと一体感が出るまで加熱する。(3)の大根の湯をきって器に盛り、肉みそをかける。

[1人分(保存分は除く)211kcal]

<POINT>

下ゆでした大根

電子レンジで下ゆでをすることで手間と時間をカット。レンジ加熱すると大根から水分が出るので、味がしみやすくなるメリットも。

<POINT>

ゆで大根
使い切り2日目、3日目で使う分を冷蔵保存。

つくり方(2)のゆで大根は、半量を保存容器で冷蔵保存。下ゆでずみだから炒め物や煮物が時短に。水気をよくきって保存すると臭みが残らない。

おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう

各レシピに表記されているカロリーは、とくに指定がない限りすべて1人分です

計量単位は1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、1合=180mlです

電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります

電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください

液体を電子レンジで加熱した場合、取り出して混ぜるときに、場合によって突然沸騰する可能性があります(突沸現象)。できるだけ口の広い容器に入れ、粗熱をとってから取り出すなどご注意ください

50代からの毎日を応援する記事多数!「これからの暮らし by ESSEonline」はこちら