キッチンで使うふきん。いつも清潔に保ちたいと思うと煮沸したり漂白したり、手間もかかります。

「私は短期間で使い捨てるタイプの『カウンタークロス』を愛用。いろいろな場所で使えるので重宝しています」と語るのは、ライフオーガナイザーの森下純子さん。カウンタークロスを使ったラクな掃除習慣を詳しく伺いました。

カウンタークロス
使い倒してポイッ!が新しい掃除習慣に
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1~2週間使い倒してポイッ!カウンタークロスで掃除が習慣に

カウンタークロスとは、業務用で使われているレーヨン100%の不織布でできた布のことで、最近は100均でも手軽に手に入ります。

私が購入しているものは、1箱60枚入りで1800円ぐらい。
薄手から厚手までありますが、やはり厚手の方がふき心地もよく、なめらか。そして、断然長く使えるのでおすすめです。

●テーブルふき・食器ふき・洗いカゴ代わりにも使えて便利

テーブルふきなら約1週間ぐらいは何度でも繰り返し洗って乾かし、使えます。食器ふきでしたら約2週間はもちます。

水切り

私は洗いカゴを使っていないので、食器を洗ったあとはキッチンクロスの上にグラスやスプーン・食器を広げて乾かしています。洗いカゴ用のクロスは、約1週間ほどでへたってくるので、そうすると捨てどきです。

●クロスの捨てどきがキッチン掃除のタイミング

この2週間サイクルを利用して、キッチン掃除のタイミングを決めています。洗いカゴ用クロスがヘタってきた1週間後、そのクロスを台ふき用へチェンジ。

コンロ

そして、食器ふき用がヘタってきた2週間後に、すべてをチェンジ。そのときに、コンロの油汚れやコンロ前の壁・床ふきに利用し、一気に掃除をやってしまいます。

掃除が苦手なので、このルーティンワークがとても有効。休みの日から始めるとサイクルが整い、生活なキッチンが保てるのです。

●最後はトイレ掃除にも使い倒す

トイレ掃除

油汚れが少ないときは、洗って干して、最後はトイレ掃除に。トイレ全体のほか、むき出しの排水管の掃除にも使います。

普段のトイレ掃除のお手入れは水で流せるものを使っていますが、たまにはしっかりふきたい! そんなときに大活躍します。

●半分に切ってフローリングワイパーにも使えます

フローリンクワイパー

カウンタークロスは、半分に切ってフローリングワイパーに装着して使うことも可能です。

これがなかなか便利。丈夫で破けることがないので、食べこぼしなどがこびりついた床の汚れに、セスキ炭酸水をサッと吹きかけ、クロスでこするときれいに汚れが取れます。

※セスキ炭酸水…水100mlにセスキ炭酸ソーダを小さじ1/2ほどを溶かしたもの。スプレーボトルに入れておくと、使い勝手がいい。使うときはゴム手袋を使用してください。

最後までムダなく使えばコスパは申し分ないですし、また掃除が習慣になり、いいことづくしのカウンタークロス。

ラクして清潔・きれいが続く! お掃除道具のレギュラーチームにぜひ加えてみてください。