住み始めて気づいた、うれしいメリット
すべての画像を見る(全9枚)リビングにスタディースペースのある間取りで暮らして2年。親にとっても子どもたちにとっても、うれしいメリットがいろいろありました。
●散らかったままでも気にならない
ダイニングテーブルで勉強すると、食事前に消しゴムのカスが残っていたり、途中のプリントが出しっぱなしになったりしていて気になります。しかし、スタディースペースで勉強すると、ダイニングテーブルが散らかることが減りました。
また、スタディースペースが散らかっていても気にならないため、筆写からはイライラがなくなり、子どもは怒られる頻度が減ることに。お互い気持ちよく過ごせます。
●勉強していなくても干渉しすぎなくてすむ
ほどよい距離感があるスタディースペースは、子どもが勉強をしていなくてもあまり気になりません。座って机に向かっているなー、鉛筆が動いているなー、くらいがわかるのが、筆者にとってはほどよく見守れる距離。
子どもにとっても、親から言われるのではなく、自分のペースで学習できるためよさそうです。
●子どもは気分によって勉強する場所を選べる
スタディースペースで集中できないときは、ダイニングテーブルにやってくることもある長女。自分で集中できるスペースを見つけ、気分で場所を選べる点もよかったと思います。
●子どもの様子をキッチンから一度に観察できる
子どもが多いわが家は、別々の部屋に行ってしまうと、どこでなにをしているのか把握しにくくなってしまいます。
子どもが何歳までリビングで勉強をするのかは、今はまだわかりませんが、今の時点では一度に子どもの様子を観察できるのは筆者にとって大きなメリットです。
カウンターには引き出しをつければよかったと後悔
引き出しつきのカウンターはやや費用が高くなるため、わが家のカウンターは板一枚。見た目にはシンプルですが、収納がないため、筆記用具やメモ帳などが散らかっていることが多くあります。収納の工夫をしなければいけない点だけは、ちょっと後悔しています。
小さな後悔はあるものの、リビングにスタディースペースがあることで、家事をしながら子どもの勉強を見られるなど、わが家にとってたくさんのメリットがありました。
リビングから近すぎない場所に設置したことも正解でした。子どもとほどよい距離感を保てるため、筆者に合っていたと思います。スタディースペースを考えている方は、どんな距離感が自分たちの暮らしに合っているかを、考えてみるとよいかもしれません。