3人の男の子を育てながら美しさを日々更新している神崎恵さん。そんな神崎さんのキレイの秘密をご紹介! 今回は、「言いづらいことを伝えるときに気をつけていること」を教えてくれました。

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「伝えなくてはいけない」ときこそ“対等”な目線を大切に

神崎恵さん
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とあるオンライン打ち合わせ。画面越しにあいさつしたESSEの担当・Sさんの雰囲気が、どことなくいつもと違うような?「カチューシャしてるからだ、すてき!」。脳内に浮かんだ言葉はそのまま口からほとばしり…。画面の向こうには、はにかむSさんの顔が(笑)。

かわいいものはかわいい、すてきなものはすてき。ありのままの気持ちを伝えることに、私は抵抗がないんです。だから本心をオブラートに包んだり、謙遜することもありません。お土産をお渡しするときなんて、「これ、すっごくおいしいんです!」と鼻息を荒くして言っていますから(笑)。

●ネガティブなことを伝えるときに気をつけていること

けれども、そんな私が唯一、言い方を選ぶときがあります。それは、子どもや仕事をサポートしてくれている人たちに対して、ネガティブなことを伝えるとき。じつは人に意見を言うのが苦手な私ですが、それでもやっぱり、これだけはどうしても伝えなきゃいけないなと思うときがあるんですよ。

そんなとき、私は伝えたいことを“自分ごと”に置き換えます。ネガティブなことを、自分の経験として話すんです。たとえば「私も前に同じようなことをして失敗したことがあるんだよ」「私もそういうドロドロした気持ちになったことがあるから、なんとなくわかるけど…」というふうに。

私、アレが嫌いなんです。「あなたのためだから言うけど」っていうアレが(笑)。なんだかちょっと上から目線な気がしませんか? 子どもたちや年下のアシスタントたちに比べたら、先に生まれた私の方が経験や知識は多いかもしれません。でも、だからといって偉いわけじゃないんです。

お互いの立場は、いつ、どんな場合でも対等です。相手を大切に思うからこそ、伝え方には細心の注意を払いたいと思っています。同じ目線の高さに立って話すことで、相手の受け止め方も変わってくるんじゃないかな。