収納アイテムはどんな風に選んでいますか? 置き場所や中身に合わせて選ぶのが基本ですが、ときには「入りきらなかったら困る」「余白をつくっておきたい」と必要以上に大きいものを買ってしまうことも多いのでは。「大きい収納だから散らからないというわけではありません」と話すのは、整理収納コンサルタントの須藤昌子さん。その理由について、詳しく教えていただきました。
大きい収納用品は「かさばる」「重い」「はみ出す」
整理収納サービスを行い、著書も多数出版している須藤さん。そんな須藤さんでも以前は「収納は迷ったら大きめを買う」というシーンが多かったそうです。
すべての画像を見る(全4枚)「大は小を兼ねる。大きさがあればたっぷり入るから、片づくはずと思っていた時期もありました。でもそうではなかったんです」
まだまだ入りそうだから、と余ったスペースに別のものまで収納してしまいがちです。そのうちに、元はなにを収納するためのボックスだったっけ? とふと疑問に。そして、奥底に入れたものは取り出しづらくなるという悪循環…。
「ものがたくさん入ったボックスは、当然重くなります。さらに、収納ボックス自体が大きいことで収納スペースに入りきらなくなってしまう可能性も!」
●入れたいものを決め、ぴったり入るサイズを選ぶのが大事
片づけが苦手な人ほど、シンプルな収納にする方がおすすめだと須藤さんは言います。
「1ボックスに1アイテム方式です。入れたいものを決めて、それがちょうど収まるサイズの収納を選ぶ。わかりやすいし、迷わず探さず、出し入れしやすさもキープ!」