マフラーをすると髪がもたついたり、髪型に迷ったりしませんか?「重要なのは結ぶ位置。正解の高さを教えます!」と話すのは、女性の髪問題に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さん。今回は、40代の読者をモデルにマフラーを巻いたときのヘアを教えてもらいました。
すべての画像を見る(全5枚)「マフラー×ひとつ結び」のベストバランス
さとゆみ:明けましておめでとうございます!
八木ちゃん:今年も明けましたね! よろしくお願いします。今日のヘアテクニックは、この時季大活躍する「巻き物」系のときの髪の結ぶ位置について、です。
さとゆみ:たしかに、マフラーをしたいときって、髪をおろしたままだともたついたり、静電気がおきたりして気になるんですよね。
さとゆみ:だけど、結ぶとなると、それはそれで難しくて。首周りが妙に重くなったり、逆に妙に首元が空いて「寒っ! マフラーした意味なし!」ってなったり…。
八木ちゃん:あるあるですよね。マフラーなのか、スカーフくらいの薄手のものかによって、バランスも変わってきます。
基本は、「巻き物をしたときにゴムがぶつからない位置で結ぶ」のが正解です。
●大判マフラーのときのヘアの正解
さとゆみ:まずは、大判のマフラーの場合ですね。
八木ちゃん:この場合は、マフラーにボリュームがあるので、いつもよりも少し高い位置で髪を結ぶといいと思います。このとき、後頭部の髪をしっかり引き出して高さをつくるのがポイント。高い位置で結んでも、後頭部にボリュームがあれば、バランスがよく見えます。
さとゆみ:なるほど。マフラーとゴムの間に少し隙間があるくらいですね。
●薄手の巻き物のときのヘアの正解
八木ちゃん:スカーフくらいの薄手の巻き物の場合は、そこまで高い位置にしなくても大丈夫です。
八木ちゃん:この場合も後頭部のボリュームは大事ですので、最後にトップを引き出してくださいね。