フジテレビ「ノンストップ!」のコーナー「ノンストップ! ESSE」。プロデューサーの吾妻聖子さんに、コーナーの裏側を紹介してもらいます。 今回は、あまりがちな「とろろ昆布」のおいしい食べ方について教えてもらいました。
笠原将弘さんに教わる「とろろ昆布」の絶品レシピ
すべての画像を見る(全5枚)早いもので、1年が終わろうとしています。私はこの時期になると「あ~あれもやらなかった、これもやらなかった」とやらなかったものを数えてしまいます。でも、この年末は「やれたこと」を数える! と決めて、自分を褒めてあげることにトライしています。1年って短いようで思い起こすといろんなことがありますよね。ノンストップ! ESSEチームも、スタッフがコロナになったり、入れ替わりがあったりと、いろいろなことがありました。
さて、今年最後にご紹介するのは、先日「おかず道場」コーナーで放送した、「とろろ昆布」です。「とろろ昆布」って、汁物やうどん、そば、おにぎりなどとっても便利ですが、なかなか頻繁に使うこともなく、「乾物コーナー」に眠ってしまいがちですよね? 気づいた時には賞味期限ぎれなんてもこともよくあると思います。
●とろろ昆布は梅肉と混ぜるだけでおいしくなる!
今回笠原さんに教えていただいた使い方は、まさに目から鱗の活用法でした! 「とろろ昆布」を叩いて、調味料にしてしまうというものです。
つくり方はとっても簡単。「とろろ昆布」と梅肉を叩いて、混ぜるだけ! たったこれだけで完成です。合わせるときのコツは、まず梅肉をなめらかになるまで包丁で叩き、ペースト状にします。そこに、「とろろ昆布」をほぐしながら、少し入れては叩いて混ぜて、を繰り返していきます。この「ほぐしながら、少しづつ」というのがポイント。一気に入れてしまうと、どうしても固まってしまいうまく混ざらないので、注意してください。
●お肉や魚の調味料にも合います
この「とろろ梅昆布」は、調味料として使います。スタジオでは、焼いた鶏もも肉に乗せて、出演者に食べてもらいました。塩とかしょうゆと同じように使うわけです。また、焼き魚にちょっと乗せて食べてもいいし、今の時期、お鍋を食べる時の「ユズこしょう」代わりとしても活躍してくれると思います。
しかも、これのすばらしいところは、日持ちがするところ! 大量につくってビンづめにしておけば、ご飯のお供にも最高ですし、おにぎりの具材としても秀逸です。
●じつは鍋の具材にもなります!
また、この日のメインはお鍋のレシピでした。豚バラ肉で「とろろ昆布」を巻いたものをお鍋の具材にするというレシピです。お鍋に入れるのなら、多少パサついてしまった「とろろ昆布」も活躍してくれそうですよね。
年末の大掃除で食品庫の整理をした時、「とろろ昆布」が出てきたら、ぜひ活用してみてください。ほんの少しの手間で、添えるだけで、いつものシンプルなお料理がお店のクオリティになりますよ!
それではみなさま良いお年を! 来年も、ESSEとノンストップ! をよろしくお願いします!