サイズもテイストも自分好みにでき、コストもかからないDIYの人気はいまだ継続中。ホームセンターのDIYコーナーも充実し、引き続き賑わいを見せています。

そこでESSEは、古い賃貸をおしゃれで使い勝手のいい空間にしているDIY達人のお宅を訪問。すてきなリビングを見せていただきました。

古くても、賃貸でもできる!DIYで、リビングをお気に入りの空間に

築29年の賃貸住宅という限られた条件のなかで、好みの収納とインテリアをかなえるDIYを紹介してくれたのは、樋口千晶さん。すべて現状復帰できるよう、マスキングテーブをはったうえに両面テープで板をはりつけるなど、マネしやすい工夫がたくさん施されています。

●柱やカーテンレール、梁を板で隠してぬくもりある空間に

リビングテレビソファ
柱やカーテンレールを隠すと印象が激変
すべての画像を見る(全4枚)

部屋の印象を左右する柱やカーテンレール、梁などに、オイルを塗った板をはっています。
「壁などにマステをはってから両面テープでつけ、ところどころ建築用のホチキスでとめています」

●サイズをしっかり測って挑戦したテレビボード

テレビボード開いた状態

引き出しつきテレビボードもDIY。

「DVDやゲームソフトがぴったり入るよう、サイズにこだわりました。テレビ回りで使うものがすべて収まるので、家族も片づけてくれるように」

●つくるのが難しいときは既製品を上手に活用

引き出しかご

窓辺には、パソコンなどを収納する低い棚が。引き出しは市販のカゴに前板を取りつけただけというから驚き!既製品も上手に組み合わせれば、もっとDIYが手軽になります。

「がさっと入れても見えないので、ズボラな私にはこの隠し板が助かります!」

●娘のドレッサーも100円グッズで手づくり

窓と雑誌棚、小さいドレッサー
壁づけしたドレッサーは開くと鏡が縦に2枚並ぶ形に。壁に飾った窓型の木枠に、磁石で止める仕組みで、材料はほぼ100円です。「鏡の下にはフックをつけ髪ゴムを収納。娘は身支度も楽しんでくれます」 ●リビングの一角を子どもの勉強コーナーに リビングの一角にあるデスクは、子どもの勉強机として使用しています。隣には教科書やランドセル用のオープン棚も。 「もともとは私が自分で使うためにDIYしたのですが、今は長女の勉強コーナーにしています」 ●リビングの雰囲気に合わないものには、カバーを手づくり デスクそばの壁にあるインターフォンには、インテリアの雰囲気を壊さないようカバーを設置。ほしいものはなんでもつくってしまうのが樋口さん流です。 Wi-Fi、スマートスピーカーもさりげなく目隠しします。 「こちらも、端材や100円の工作板で手づくりしました」